レッド・クイーン (ハーパーBOOKS)

制作 : 田内志文 
  • ハーパーコリンズ・ ジャパン
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本棚登録 : 228
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (584ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596550484

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった!人間がシルバーとレッドに分けられた階級社会で、下層民のレッドの少女、メアの運命が大きく変わる出来事が起こって…
    アメコミっぽい展開もありつつ、ちょっとロマンスっぽくもあり、独特な世界観に惹き込まれました。ジャンルはYAなSFという感じ。(日本の小説ではあんまり見ないジャンルな気がする。)

    これは続編あるでしょーと思って後書きを読んだらやっぱり本国では刊行されてるみたいなので、翻訳が楽しみです。

  • 支配するものシルバー、支配されるものレッド。二つの階級に分かれた世界の人々は、互いに蔑みと憎しみを抱きながら近隣諸国と戦争に明け暮れていた。レッド生まれの18歳の少女メアは、シルバーの二人の王子の花嫁選び居合わせ、高い異能の力を見せつけたことから、第二王子メイヴンとの結婚を決められてしまう。しかし、メアは、支配者からの独立を叫ぶテロリスト集団<スカーレット・ガード>と手を結び、為政者との戦いを決意するのだった ・・・

    本作品は、シンデレラストーリーに、超能力集団とのアメコミ的なバトルあり、三人の男性に心揺れる恋愛模様ありと様々な要素をぶっこんだ異世界ファンタジーである。どこかで見たことあるような設定であるし、主人公メアに力強い魅力を感じないせいか、読み進めながら途中、中だるみをしてしまった。

    特にメイヴン、第一王子カル、幼なじみカイローンの間で気持ちを持て余すあたりは、げんなりである。本作品の対象とする年齢層は高くないのだろう。

    後半途中まで、どうしても引っかかっしまう部分があり、低い評価をせざるを得なかったが、クライマックスは疑問を払拭しつつ手に汗握る展開を用意してくれていた。

    訳者あとがきによると、本国アメリカでは三部作以降も続編が予定されているほどの人気だそうだが、次への期待を残す終わり方は成功していると思う。メアの心もとなさも、徐々に成長していくのだろうと考えれば、導入部としては良いのかもしれない。

    登場人物が比較的多く、間を置くと混乱するため短期間で読むことをオススメしたい。ただ、次回作に手が出るかというと、どうだろう。

  • あらすじ(カバー)
    貧しい村で家族と暮らす少女メアは、ある日、不思議な力に目覚める。それは奴隷階級の"レッド"が決して持つはずのない、支配階級"シルバー"の力だった。メアは王家に直ちに捕らえられ、死を覚悟するが、命と引き換えに名前を奪われ、"行方不明になっていたシルバーの王女"に仕立て上げられてしまう。宮殿で待ち受ける謀略と裏切り、冷酷な国王と二人の王子――果たしてメアの運命は。


    奴隷生まれの少女が、王女になる――
    帯のこの謳い文句を見た瞬間「あ、これは鉄板だろうな」とニヤリ。
    600ページ近いボリュームも、その長さを感じさせない巧みなストーリー展開。それぞれの思惑が絡み合い、先の読めない人間関係。ともすれば読書のリズムが悪くなりそうな"シルバー"の持つ様々な能力もわかりやすく描かれており、読んでいてストレスを感じないのが素晴らしい。
    そしてラスト。いくつもの伏線が回収されない終わり方にがっかり……。というか、ようやく長い長いプロローグが終了したかのように感じた。それもそのはず、どうやら三部作の一作目らしい。
    間違いなくここから、さらに盛り上がるところなのに、続編を待つしかないのが歯がゆい。
    なんとなく洋ドラっぽい印象も受けたが、これについては訳者あとがきにあるので省略。
    "誰が誰を裏切るのか分からない"ので内容については触れないが、あらすじを読んで面白そうだと思った人にはオススメ。ただし、三部作ということを念頭に置いておかなければがっかりするかもしれない。

    最後に、これは内容と直接関係はないが、表紙と扉絵のイラストが最高なのに対し、ラスト近くの挿絵は読者の中のイメージ像を崩すため、蛇足だったのではと感じた。

  • ツイッターにてこの書籍を知りました。
    自分は普段下に見られることが多いのでこのような書籍が好きです

  • 「その女、アレックス」という本を2年ほど前に読んだ時から、外国の小説に興味を持ち始めました。有名なものでは、「ハリーポッター」や「シャーロックホームズ」などがありますが、私は、純ファンタジーやミステリーよりは主人公が下克上していく物語の方が、読書熱が湧き上がります。この作品のあらすじを読んだところ、私は「読みたい!」という気持ちを強く抱きました。

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