ミッション・サメ・レスキュー (NATIONAL GEOGRAPHIC)

ルース・A・マスグレイヴ 田中直樹 後藤友明 石村学志

• ハーパーコリンズ・ジャパン (2018年9月22日発売)

作品紹介・あらすじ

ナショナル ジオグラフィック キッズ新シリーズ
〈ミッション・アニマル・レスキュー〉全8巻スタート！

動物園や水族館で人気の生きものたち。なのに、地球上からどんどん姿を消しているのはなぜ…？
絶滅危惧動物を取り巻く環境を知り、人間との共存を考える。
子どもたちが初めて出会う、図鑑を超えた動物シリーズ！

芸能界随一の生きもの大好き芸人、ココリコ田中直樹がシリーズ日本版に企画立案・企画監修として参加。
レスキュー隊長として、子どもたちと動物保護を考える。

■第1巻「サメ」
この1冊で、種類、生態、繁殖、狩りの方法など、サメのすべてがわかる！
そして、なぜ絶滅の危機に直面しているのか、どうしたら守れるのかも。

■特長
①ナショジオの写真家による、美しくダイナミックな写真が満載。
②世界中のサメ研究者や保護活動家による最新情報を、易しく解説。
③日本独自のコンテンツを追加。日本は海も陸もサメだらけ？　サメで町おこし？
④ココリコ田中直樹書き下ろし特別コラム。解説コメントや、オリジナル企画、子どもにできる保護活動も紹介！

●サメは500種類以上もいる！
●サメはほんとは怖くない！
●サメはすごい感覚器官をもつ超能力者！
●サメの武器は歯だけじゃない！
●サメは1年に1億匹も殺されている…！？

■各章の内容
サメの生態／サメの生息域／サメの繁殖／サメの狩り／サメと人／サメを絶滅から守る

■シリーズ全8巻、順次刊行！
サメ、パンダ、ライオン、シロクマ、トラ、オオカミ、ゾウ、ウミガメ

■ナショナル ジオグラフィックについて
1888年に設立された、科学と教育を推進する世界有数の非営利団体。
さまざまな教育活動を通じて、人々の相互理解と地球環境の保全に取り組んでいる。
本部は米国ワシントンD.C.。

感想・レビュー・書評

[akiuwaさんの感想 · 2020年9月22日]

[江東区図書館]

友だちがサメ図鑑を探しているというので「サメ」に特化して探して見つけた本2冊のうちの1冊。クジラとイルカが哺乳類なのはもちろん間違いようがないんだけど、シャチとサメはよくわからなくなる。あれ？サメが哺乳類なんだったっけ、魚類なんだったっけ……？（笑）

ナショナルジオグラフィックの日本版。芸能界きっての動物好き、ココリコ田中が、日本版監修としてページのあちこちに登場。一緒に借りて来たたくさんのふしぎシリーズの「サメは、ぼくのあこがれ」以上に文字量も多い厚手の雑誌のような作りとはいえ、角川のどっちがシリーズとか、よくあるクイズ・知識本のようなノリと内容なので、小学男子などは順番を気にせず好きなページでつまみ読みできそう。途中サメ・スポットライトのページではうなぎみたいなラブカとか、見たり聞いたりしたこともないようなサメも特集されていてちょっとしたサメ図鑑のような感じも。

今回図書館で探してみて、魚類の図鑑ですらさほど載っていないし、「サメ」に特化するとより関係書は見つかりづらかったので万一サメに興味があるなら貴重な一冊。

一応息子にも眺めるように言ったけれど本当に見たのは一瞬。興味がなくても機会は全て無駄にしないで欲しいのに…(ため息)