炒飯狙撃手 弐 第3の銃弾 (ハーパーBOOKS H227)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン (2025年3月24日発売)
3.78
  • (5)
  • (12)
  • (9)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 134
感想 : 11
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (536ページ) / ISBN・EAN: 9784596727022

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 張國立『炒飯狙撃手 第3の銃弾』ハーパーBOOKS。

    華文スナイパー小説『炒飯狙撃手』の続編。

    前作と同様、スナイパーの小艾と元刑事の老伍が活躍するのだが、今回は何と小艾はある事件の容疑者と会うために日本へと渡る。

    今回も台湾のスティーヴン・ハンターと言っても過言ではない程の緊迫のスナイパー・アクションと台湾政界の腐敗を描いた面白い作品に仕上がっている。

    台湾総統選挙の投票日の7日前、演説中の現総統が何者かにより狙撃される。幸い、弾丸は腹を掠っただけで大事には至らなかった。直ちに捜査を開始した警察は、近くのホテルの一室からライフルの薬莢2つと総統を襲った銃弾ともう1種類の銃弾を発見する。

    現総統の狙撃があった時間、熱炒店に身を潜めていた小艾は元刑事の老伍に呼び出されて狙撃現場の近くに居たことから国安局にマークされる。国安局の狙撃手から生命を狙われた小艾は自分が嵌められたことに気付き、2つの銃弾と2つの薬莢について調べを進める。

    一方、老伍も古巣の警察からの依頼を受けて、狙撃事件の捜査に加わる。

    本体価格1,430円
    ★★★★★

  • 炒飯狙撃手シリーズ第2弾。前作と比べてアクション多め。料理の場面が美味しそうだった。老伍が気になる終わり方だった。

  • 総統選の投票7日前、台北市で演説中の現総統が狙撃された。直ちに捜査を開始した警察は、近くのホテルの一室からライフルの薬莢2つを発見する。だがそれは、一命を取り留めた総統から見つかった弾とは合致しないものだった。その頃、熱炒店に身を潜める狙撃手小艾は、元刑事老伍に呼び出されて現場付近にいた。嵌められたと気づき、消えたライフルの弾の行方を追ううち、政界の闇が浮かび――。

    軽快なタッチだが、展開は実にスリリング。美味しそうな料理描写は健在。
    誤植が数箇所。再版時はぜひ修正を。

  • 炒飯狙撃手 / 張國立 | taipeimonochrome 2024-03-07
    http://blog.taipeimonochrome.com/archives/6064

    スリリングでミステリーでおいしい小説は反則『炒飯狙撃手』張國立(玉田誠訳)|夕遊 2024年6月14日
    https://note.com/xiyou/n/n8f0224ca28f6

    張國立『炒飯狙撃手』は胸アツの中華ミステリーだ! - 新刊めったくたガイド|WEB本の雑誌 本の雑誌 2024年6月号
    https://www.webdoku.jp/mettakuta/kakinuma_eiko/20240617080000.html

    炒飯狙撃手 弐 第3の銃弾|ハーパーコリンズ・ジャパン
    https://www.harpercollins.co.jp/hc/books/detail/16046

  • シリーズ2作目。総統選立候補者がスナイパーに襲撃され容疑者にされる小艾と元刑事の呉が前作同様犯人を追うことに。銃の説明より料理の説明が少なかったかな(それはそうなんだけど)。ちょっと人物説明が重複しすぎたかな?次作に続くのねぇ。

  • 弾丸と薬莢

  • 躍動感がいい。
    と、どれこれも美味しそう。

  • 半分くらいまで読んでも炒飯作らないし、スナイパーしないし……と思っていたら後半は狙撃手同士のバトル描写が濃厚に展開されて一気読み。おもしろかった。
    物語は、2004年に台湾で実際に起きた選挙中の総統狙撃事件をオマージュしている。事件そのものが「真相は藪の中」なので闇深いのだが、小説のほうも黒幕の存在こそ示されるものの、決着はどこかもやもやが残る。うう……既得権益め!(精一杯の悪口)
    前作を読んだ私の家族が「炒飯……狙撃手……っていうか銃マニア?」とつぶやいていたけど今作を読んで「前作はまだ抑え気味だったんだな」と思った。
    物語の中で銃の名前が10種類くらい登場し、それぞれに対応する弾や薬莢の蘊蓄が次々と語られる。自分でもネットで検索しながら「こんな銃なのか……」と読み進めるのが非常に楽しかった。ダブルバレルのギルボア・スネーク、美しいフォルムのSVD、古風なブローニング……使う銃によって使い手の人格がにじみ出てて、わっくわく。そしてそんな中で戦闘を掌底打ちで締めくくったりする「はっとするほどのイケメン」の小艾……んっふふ(喜)。
    映像化してくれないかなぁ。

  • 今回は小艾よりも老伍が印象に残る。前作が良かったので今作はちょっと残念。

  • 2025年の15冊目は、張國立の「炒飯狙撃手 弐
    第3の銃弾」です。チャーハンスナイパーPart2です。2004年に実際に起きた陳水扁台湾総統狙撃事件が下敷きになっています。不可解とされている事件の作者なりの真相解明をお得意のスナイパーアクションを盛り込み、エンターテインメント性の強い作品に仕上げています。作品中に登場する料理を想像するのも楽しい、いかにも台湾らしいです。登場人物とその会話も良いです。蚤頭と老伍の会話は、一癖二癖も有り最高です。
    主人公の小艾が日本に飛び、佐々木と組んで高野山での追っ手のスナイパーとの対決は、今作でのハイライトだと思います。傭兵時代のアフガニスタン山中での回想を交えながら、高野山の神秘的雰囲気も加えた緊迫感あるシーンに仕上がっていると思います。
    ☆4.6次作も楽しみです。

  • 保険の調査員と言うと、平成初期の全中2男子憧れの職業ですね。
    彼は元軍人だった。
    本作では元刑事。やはりおいそれとなることはできない仕事なのだろう。憧れは憧れのまま真相を包み込んでしまった。
    チクショウ、どうやったら保険のオプに転職できるんだ!!

    本作では炒飯は鳴りを潜め、主役は専ら龍珠(いかとんび)。
    こちらは珍味なので食べたことがなく、想像するのみ。食べたい。
    私も龍珠の真相を知りたいよ。

    ついつい安倍元総理の銃撃事件を連想しながら読んだけど、台湾で起きた事件を元にしているとのこと。
    古今東西、こういうことはあるのね。。。
    クワバラクワバラ

全11件中 1 - 11件を表示

張國立の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×