不死鳥の翼 (ハーレクイン・クラシックス 722)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596737229

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  • ヒロインが大人になるために5年も見守り続けた、誠実で忍耐強いヒーロー。

  • R-1301    Harlequin Classics C-722
    * リー・ド・シュヴネイル 画家
    * ラウル・ド・シュヴネイル 億万長者

    世間知らずのリーが結婚した実業家ラウルは、実は名うてのプレイボーイ。結婚間もなく、ベッドに夫の友人の妻が横たわるのを見てリーは家を出るが、五年後、突然ラウルに再会する。

  • まったく世間知らずのリーが、なぜか大富豪のラウルに見そめられ、結婚したのは十八歳のときだった。夢のようにゴージャスな甘い新婚生活で、リーは身も心もラウルに従属するようになっていた。だがラウルはプレイボーイとして世間では有名な男性だったのだ。それを思い知らされたのは結婚一年半後のある日、夫婦のベッドに、ラウルの友人の美しい妻が横たわり、彼がシャワールームから出てくるのを見た日だった。リーは絶望に追い込まれ、這うようにして家出した。あれから五年、なんとか自立したリーが、突然ラウルに再会した。苦労してようやく築いた新しい自分を、再び失うわけにはいかない。ラウルへの愛は完全に燃えつき、消し去ったはずなのだ。

    大富豪でハンサムなヒーローと、ヒーローに愛されている自信がないヒロイン。ヒロインが十八歳で二人は結婚。<br>
    いくらなんでも五年は長いと思う。ヒロインにちょっかいをかける男がいたからそれですんだけど、もしそういう男がいなかったら、ヒーローはさらにヒロインを一人にしていたのか。自分に自信が持てるように自我を持って欲しいというヒーローの気持ちはわからないではないけど、もしヒロインがそういった方向に成長できなかったらどうするつもりだったんだろう。それにしても気の長いヒーロー。<br>
    ヒロインも決定的な場面を見たわけじゃないのに誤解が激しいとは思うけど、そのあとヒーローが追いかけてこなければ、そりゃその通りだったと思うだろうなあ。

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