星降るカンパニア (ハーレクイン・リバイバル 2)

著者 : ヴァイオレット・ウィンズピア 細郷妙子

• ハーパーコリンズ・ジャパン (2010年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[raraminさんの感想 · 2017年7月9日]

妹の作ったカジノの借金の代償としてカジノのオーナーであるヒーローと一夜を過ごし子供を身ごもったヒロイン。
憎みながらも妊娠をきっかけに結婚することになりーー。

わりとヒーローは優しいけどずっとヒロインが反発し癇癪を起こしている印象…
ヒーローももっと早く気持ちを伝えよう。
もうちょっと余韻が欲しい。

1979年。

[mさんの感想 · 2010年12月6日]

☆4.2　お嬢様ヒロインがキツい性格で、ヒーローへの態度に好き嫌いが分かれそうですが、私は面白く読めました。　　　　　　　　　　　　　　　

内容（「BOOK」データベースより）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
没落した名家の令嬢ジュリアは、今は生活のために働いている。めでたく妹の婚約が決まり、結婚式を楽しみにしていたとき、その妹が旅行先のナポリのカジノで大金をすってしまった。ジュリアが助けに駆けつけると、一人の男が待ち構えている。まさか!カジノの経営者はローム・デマリオ―ジュリアたちが裕福だったころの使用人の息子だ。かつて、幼いジュリアがロームにいじめられて泣きだしたとき、怒った祖母は、理不尽にもロームの母親を解雇した。きっと彼はわたしのことを恨んでいるに違いない。案の定、ロームは鋭く告げた。借金の形にぼくと寝るんだ、と。