この恋は止まらない (ハーレクイン・プレゼンツ・スペシャル 20)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2003年4月1日発売)
本棚登録 : 5人
感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596800206
感想・レビュー・書評
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家族と恋愛というものがそれぞれの作家さんによって書かれていて、なかなか興味深かったです。作者が作品に寄せて一言メッセージを書いているのですが、お話とともにこちらも楽しめました。
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「すてきな同居人」<br>
ノーラ・ロバーツっぽいほのぼの話し。やっぱりノーラはこういう日常のロマンスが似合うと思う。ダメだと言い聞かせながらも、どんどん嵌っていくヒーローがいい感じ。そしてヒロインは流されないでちゃんと生きようとしている。ただそういうお話しなだけに、抑揚に欠けて平坦。ふーんって終わってしまったところが残念。もう少しページ数があればいろいろスパイスを効かせられたかと思う。<br>
「令嬢のプロポーズ」<br>
若いときの夢のような恋を引き摺るヒーローと、上流階級の堅苦しい生活に雁字搦めになっているヒロイン。違うからこそ惹かれあっていく二人のプライドと信頼の混ざり具合がいい感じ。お互いに頑固で強情なところも良かった。<br>
「イエスと言えなくて」<br>
やっぱり子供を引き取ることは同居しているヒロインにきちんと説明すべき。そこをなあなあにして事を進めるヒーローはいただけない。もっともそうしなくてはならない理由はあるのだけど。子供も含めて一緒に暮らしていきたいというヒーローの一生懸命さは微笑ましい。
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