ウエディング・ストーリー 2010: 愛は永遠に

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
3.20
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596807137

作品紹介・あらすじ

リビーは恋人のサムに浮気を疑われ、ひどい喧嘩をした。サムに嫌われたと思い込んだ彼女は、妊娠していることを告げないまま彼の前から姿を消す。移住先で息子を産むと、リビーは花屋に勤めながら新しい人生をスタートさせた。だが八年後、悲劇が起きて…(『小さな約束』)。結婚式を一週間後に控えたイザベルは喜びに満ちていた。里親のもとで育った彼女にとって、婚約者の家族の一員になれることが何よりもうれしかったのだ。そんなとき、昔の恋人ダンがふいに現れる。元ロック歌手のダンは、話があると言って強引に彼女を船に乗せた(『花嫁の帰る場所』)。十九歳のナイリーは広大な農場を相続することになった。農場のある町に着くとすぐに、彼女はブラントと出会う。彼の圧倒的な魅力に恐怖を覚えながらも、ナイリーは運命のようなものを感じた。ブラントが農場を奪い取ろうとする大企業の後継者だとは知りもせず(『運命のプロポーズ』)。

感想・レビュー・書評

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  • 3話収録。

    良かったのは1話目、シャロン・サラの『小さな約束』だけ。
    もうさすがのシャロン・サラで(苦笑)泣けた~。

    2話目はヒーローが自分勝手過ぎるし、ヒロインも、自分ってものをしっかり持ってんだか持ってないんだか。
    どちらにも共感できず。

    3話目は、もう何だか、起承転結が分かりにくい。
    どこでどう盛り上がればいいのか謎。
    地味にヒーロー祖母もエグい感じがした、個人的にはw
    ヒロイン祖父の弟に対して、ね。

  • 「小さな約束」シャロン・サラ
    8年前、恋人に浮気を疑われて喧嘩別れをした。
    サムがもう戻ってこないと思い込んだリビーは、妊娠を告げずに街を出た。
    8年後の現在、リビーは事故に巻き込まれて意識不明の重体。
    一人息子のサミーは、父親を探し始める…。

    良かった!
    サミーが可愛い。YouTubeにUPする動画を撮ってるシーンでは泣けてくる。
    出てくる人たちがみんな良い人で、幸せで本当に良かった。
    ただ、「ため息をつく」と「ぶつぶついう」が使われすぎてて気になった(笑)
    ☆4つ。

    「花嫁の帰る場所」スーザン・ヴィックス
    結婚式を一週間後に控えたイザベルの前に、昔の恋人が現れて、攫うようにしてイザベルを連れ去る。

    ヒーローは見かけが良いだけだなぁ。
    一週間後に式をあげるイザベルを連れ去ったくせに、過去からの謝罪を含めた話し合いとかしないし、未来に向けての自分たちの計画?というか「俺はお前とこうなりたい」とかいう話もしないし。
    イザベラはイザベラで、婚約者のことあんまり考えてる感じないし、どっちつかずで揺れてる女は共感できない。
    で、ヒーローはヒロインの父が亡くなった危険なバイクレースに出る始末。
    いくら普段バイク乗ってるからって、大型のハーレーとオフロードバイクは違うっしょ。
    普段練習してる人にも思えないのに、人の婚約者をさらっておいて、一攫千金を狙って危険なレースに出るって愚かなヒーローはいやだ。
    案の定事故を起こして、歩けなくなる不安からイザベラを自分から遠ざける。
    歩けるようになったから、イザベラの前に現れる。
    自分勝手にしか思えないけどね。
    ☆2つ。

    「運命のプロポーズ」マーガレット・ウェイ
    19歳のナイリーは相続した農場を、大企業のHDD社が欲しがっていた。
    ナイリーと偶然出逢ったHDD社の社長の息子ブラントと、強烈に惹かれ合う。

    うーん。なんだか可もなく不可もなく…な所。
    どうして言い争ってる最中でいきなりキスするの?
    ムカムカとイライラは、わたしはムラムラには絶対ならないんだけど、ロマンス小説では鉄板だよね。

    ブラントが付き合ってたんだか、付きまとわれてただけか知らないけど、ラナが性悪すぎる。
    相手が自分をどう思ってるか知っていて、曖昧な態度をとり続けたブラントに不信感あり。
    まぁ、物語を面白くするための味付けなんだろうけど、ああいう女がそばにいてうまくさばけない男は賢くないと思う。
    ☆はぎりぎり3つ。

  • 「小さな約束」シャロン・サラ
    消防士ヒーローx花屋ヒロイン
    ロマンスで子供が出張るの好きじゃないのに
    この話では子供とその友達がすごくかわいらしく感じた。
    でもやっぱり失った8年は大きいと思う・・・
    ヒーローの祖母がいいキャラ。

    「花嫁の帰る場所」スーザン・ウィッグス
    元ロッカーヒーローx種苗家ヒロイン
    ネイティブアメリカンの部族意識が結構前面に押し出されていて
    ロマンス部分が霞んでみえた。

    「運命のプロポーズ」マーガレット・ウェイ
    金持ちヒーローxはねっかえりヒロイン
    ヒロインが性格的に幼すぎてだめだー。
    ツンデレとも言えない、ただ反抗するために反抗する、みたい会話は
    読んでいてあまりおもしろくない。

  • 「小さな約束」シャロン・サラ
    子供が可愛い!

    「花嫁の帰る場所」スーザン・ウィッグス

    「運命のプロポーズ」マーガレット・ウェイ

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著者プロフィール

シャロン・サラ Sharon Sala
農家の娘として育ち、農場主の妻となるが、日々の仕事が好きになれずに小説の執筆を始めた。
1980年に書き上げた初めての作品を出版社に送る勇気はなかったが、1985年に父親が亡くなり、二カ月後に姉妹が急死したことから一念発起した。
自分自身が夢をかなえた今、時には作品のなかで厳しい現実を描き、一方で、希望と愛を文章の端々に織り込んでいる。
RITA賞8度ノミネート、アメリカロマンス作家協会功労賞受賞、ロマンティック・タイムズ誌功労賞5度受賞をはじめ、受賞歴数多。

「2020年 『悲しみにさよならを』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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