夜は別の顔 (ハーレクイン・ラブ 18)

  • ハーレクイン
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596827180

感想・レビュー・書評

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  • 農場主ヒーローx図書館司書ヒロイン

    悪い人が一人も出てこない、ハートフルストーリー。
    ヒロインの変装もの大好きなんだけど
    このヒロインは結局最後までヒーローに秘密を打ち明けられずに
    グズグズしていたので幻滅。
    よく考えればそんなにたいした秘密でもないのにな。
    それを補うべく優しく気長に待つヒーローは素敵です。
    そしてかわいらしくてやるときゃやるローズマリー叔母が最高だ。

  • 昼は図書館司書として働きながら、夜はナイトクラブでアルバイトしているアメリア。黒縁眼鏡を外して、野暮ったい服装をやめ、ひっつめた髪をほどいて、メイクをしたらまるで別人の彼女に、プレイボーイと名高いヒーローのタイラーは恋をして…。
    割と早い段階でヒーローがヒロインの正体に気付いて、悪意無く彼女にアプローチしていったので、安心して読むことができました。
    ヒーローはプレイボーイ設定でしたが、他の女性の影も無く、アメリアのピンチの時に駆けつけてくれたり、彼女の家庭の事情もひっくるめてアメリアを愛し、受け入れようとしてくれます。
    ヒロインが9歳の頃から育ててくれた大おばたちとの間に、家族愛をしっかり築いているところや、ヒーローがヒロインを決して傷つけなかったという点でも、読後感の良い作品でした。

  • Amber By Night
    大叔母二人と暮らすアメリアは、昼は町の図書館でお堅い司書として働く一方、夜はアンバーと名乗りゴージャスなウェイトレスとして働く。ある晩、町一番のモテ男タイラーが来店し、アンバーに一目惚れする…

    ジョージア州チューリップとサヴァナが舞台。大叔母の言いつけに忠実ながら、凡庸な日々に疑問を感じるアメリアが、オンボロ70年代クライスラーを新しい車に買い替えたい、だってたまに図書館より遠くにドライブしたいから…というかわいらしい願望からアルバイトを始め、これが変化の始まり。育ての親である大叔母達をとことん面倒みると決めてる、逞しく心優しいアメリア。南部の男タイラーはhqぽくない、リアリティある力強いヒーローで本当に男前、頼れる!丁々発止の会話もあちこち、テンポよくあっという間に読めた。こういう話、好きだな

  • お堅い図書館司書アメリア29歳は、車を買う為、内緒できわどい服を着てセクシーなウェイトレスをしている。町の不良(農場主で30歳過ぎてるのに)といわれるタイラーに長年片思いしている。
    そして、美人ウェイトレスがアメリアだと知らずにタイラーが一目ぼれ。他愛のないすれ違いものだが、アメリアの大叔母二人がいい味出してて、楽しかった。

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著者プロフィール

シャロン・サラ Sharon Sala
農家の娘として育ち、農場主の妻となるが、日々の仕事が好きになれずに小説の執筆を始めた。
1980年に書き上げた初めての作品を出版社に送る勇気はなかったが、1985年に父親が亡くなり、二カ月後に姉妹が急死したことから一念発起した。
自分自身が夢をかなえた今、時には作品のなかで厳しい現実を描き、一方で、希望と愛を文章の端々に織り込んでいる。
RITA賞8度ノミネート、アメリカロマンス作家協会功労賞受賞、ロマンティック・タイムズ誌功労賞5度受賞をはじめ、受賞歴数多。

「2020年 『悲しみにさよならを』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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