熱い闇: 愛と勇気のマッケンジー家 (MIRA文庫 LH 1-11)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2005年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596911438
感想・レビュー・書評
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「愛と勇気のマッケンジー家」の2作目。
マッケンジー家の長男ジョーのロマンス。
ヒロインのキャロラインは、戦闘機開発の技術者として、ネバダの基地に招かれてくる。
そこには伝説的なパイロットのジョー・マッケンジー大佐がいた。腕がいいだけでなく、基地の中心になるようなカリスマ性がある男。
そのジョーがキャロラインにあっさり迫ってくるのだが、それは何と、基地にいるなら自分の女になっておいた方がいいというものだった。
驚くキャロラインだが、ジョーは、キャロラインの怯えを見抜いていた。
天才的に頭がよかったので、学年をスキップして年上の子に囲まれていたため、恋愛対象とならず、奥手なまま。
大人になった頃には周りは皆もっと経験を積んでいて、慣れた迫り方をしてくるのが怖いのだ。
今ではおしゃれで、十分大人の女に見えるのだが。
基地での事件をめぐって疑惑が持ち上がったりする中、惹かれ合う二人。
頭は優秀だが世間知らずでもあるキャロラインの大胆さや勇気に、ジョーは魅了されていく。
「マッケンジーの山」では少年だった、あのジョーがねえ‥(笑)
ジョーの義母メアリーと、キャロラインがすぐ仲良くなるのは納得ですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【マッケンジーシリーズ2作目】長男・ジョーのお話。短い期間で大恋愛だった。しかも疑われたのにまた心を開けるんだから凄い。まぁ荒業だったけど(苦笑)
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シリーズ2作目
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マッケンジー一家 Ⅱ 長男ジョー(米空軍大佐)
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マッケンジー一家の長男ジョーのロマンス。あの寡黙で優しい彼の子供時代の悲惨な体験に思わず・・・。家族を誰よりも大切にする人物が愛した女性も素敵な人でよかったわぁ。でも内容的に今ひとつ盛り上がりにかけててアッサリすぎないか?
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天才的な頭脳を持つレーザー研究者のキャロラインは、戦闘機開発の特別プロジェクトのためネバダの基地に招かれた。上官は数々の功績を誇る伝説のパイロット、ジョー・マッケンジー大佐。オフィスに赴いたキャロラインは、彼女の身元調査書を手にしたジョーの言葉に耳を疑った。「君は男とつきあったこともないようだな。いくら優秀でも、荒っぽい男ばかりの空軍基地ではトラブルのもとだ。連中が手を出せないように、君は今日から僕の女になればいい」。
リンダの「愛と勇気のマッケンジー家」シリーズの二作目。<br>
ヒーローはマッケンジー家の長男、ヒロインは戦闘機のレーダー技術者。天才故の性的成長遅延に悩んでいるヒロインと、そんな初心なヒロインに心を奪われていくヒーロー。いかにも男性優位主義なヒーローの態度はいただけない。技術者としてやってきたヒロインなのだから、ちゃんと仕事をできるように図るのも指揮官の仕事だろうに。それをいいように扱っているとしか思えない部分があって、ヒーローに賛同できない点が多々。ただヒロインのほうは開き直ってしまうと強い。本当に結局は女性が強いということを証明しているよう。ヒーローに惹かれていることを自覚してからは、ジタバタせずにセックスに及ぶあたり、あっぱれな性格。そして発生した事件にも怯んだりせずに理論的に対応できる精神力の持ち主。それに対してヒーローのほうはたいしたヘタレ具合で。あっさり敵にやられたり、ヒロインに「一度寝たくらいで」と言われただけでカッとなったり。本当に空軍の大佐なのかと。少年時代のヒーローの明かされた驚愕の事実ははたして本当に必要があったのか、ちょっと疑問。 -
愛と勇気のマッケンジー家。長男ジョーの話。
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前作、マッケンジーの山の主人公ウルフの息子ジョーが主役の物語です。すでに前作の中で将来主人公の座を奪いそうな予感はしていましたが、その読者の期待を裏切らない内容です。空軍で、パイロットでハンサムでアイスブルーの目を持つジョー。誰よりもハンサムな上、頭がきれ、さらに誰よりも早く出世街道を駆け登っている男が主人公でおもしろくないはずがありません。スピード感もあり、一気に読めますが、ラブシーン描写が多いので人前や通勤電車での読書には不向きです(笑)
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『誇り高きマッケンジー家』の第二話、原題は『マッケンジーのミッション』。長男で米空軍大佐(後に大将)ジョーのロマンス。