黒の微笑 (MIRA文庫 AS 1-4)

著者 : アン・スチュアート 村井愛

• ハーパーコリンズ・ジャパン (2006年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[佳香さんの感想 · 2017年9月16日]

通訳は要らない、と言われたにも関わらず（しかも友人の代理でしぶしぶ？来たはずなのに）そのまま帰るなんて絶対いや！とヒロイン。
その時点で、私としてはアウト。自業自得、としか思えず。
なのでその後のヒロインがもう、全然好きになれなくて、最後までイライラした。よくある、ハリウッド映画とかの、イラつくヒロインと同じタイプねｗ

そんなわけで、予備知識として、ヒーローが最低だ！というレビューもいくつか見て、覚悟はしていたけれど、そこまでヒーローに対しての嫌悪感はなかったｗｗｗ
逆に、ヒロインがもっと知的で自制心がある素晴らしい女性なら、物語は全然違う色になってただろうな。
裏社会の組織に属し、殺人も日常茶飯事になっている冷酷なヒーローが、ヒロインと出会って、自分では初め名状しがたい『愛』というものに気付き、人間らしさを取り戻す。
そんな人間としての成長譚みたいなのになったと思うんだけどな。
ヒロインがあんなだから無理ｗ

[raraminさんの感想 · 2017年5月22日]

そもそもなぜ秘密の会合に外部の通訳者を入れるのか。
身内に有能なスタッフがいるだろうに。
通訳者の必要性も分からなかった。

作者の描くダークヒーローは好きだし魅力的だが、色々と展開が気になってしまい熱中できず。

[bellwz3さんの感想 · 2012年9月6日]

一級推理小説ですごく面白いらしい