霧の宮殿と真珠の約束 (MIRA文庫 CD 1-2)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (474ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596912848

感想・レビュー・書評

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  • 男性ではあるが美貌の持ち主ケリッチ伯爵は家庭教師斡旋所を訪れる。
    放蕩者であるという評判を覆すため孤児を引き取り立派に教育し女王のパーティーで披露するため、年配の不美人である教師を派遣してもらいたいというのだ。
    ほんとは美人なのにそれを隠して…というのはいいね。
    読んでて楽しい。
    性格を好きになって欲しいというのは理想やもんね。
    https://ameblo.jp/harayou1223/entry-11326488322.html

  • <家庭教師花嫁>シリーズ2作目

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    家庭教師斡旋所を訪れたケリッチ伯爵の依頼は、なんとも不遜なものだった。ヴィクトリア女王の宴で披露するために、孤児を引き取って礼儀作法を仕込み、貴族の子女に仕立てあげろというのだ。家庭教師の条件は、伯爵の寝室に潜り込んだりしない年配の不美人であること。傲慢な物言いに反感を覚えながらも、懐が苦しいパメラはその役割を買って出た。野暮ったい服と厚化粧でたぐいまれな美貌を隠し、伯爵家に乗り込んだその日から、奇妙な大騒動が始まった。

    3部作の3を先に読んで、なぜか2を借りてきちゃったんだよね。
    最初あたりのエピソードはおお!そうだった、そうだった、の連続。
    イチゴがポイント。

    伯爵の女性不信とパメラの男性不信が同じ所に同じ形で働くのがおもしろい。


    Rules of Engagement by Christina Dodd

  • ☆5に近いくらいおもしろかった!
    反発→惹かれあい→気持ちがすれ違い→ハッピーエンドのバランスが良くてさくさく読めたし、クリスティーナ・ドットらしく家族愛の温かさみたいなのも描かれていてやさしい気持ちになれるし。
    それから細郷妙子さんの翻訳は貴族っぽい雰囲気があって、他社の小説で貴族が「俺」と言ったりしててがっかりさせられたのとは大違いで(原文でdudeとか使ってるのかもしれないけど…)、ヒロイン曰く放蕩者のヒーローであっても、御曹司的な人柄の良さがにじみ出ている。そのため、自分がモテると思っているのも、過去の恥ずかしい失敗をいつまでも気に病むんでいるのも、ヒロインの鋭い指摘にタジタジとなっているのも、なんだか微笑ましかった。そんな彼が思った通りにことが運ばず悶々とするのまたツボ。

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