一度の夏では足りなくて (MIRA文庫 SW 1-6)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2008年8月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (566ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596913098
感想・レビュー・書評
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図書館の本
内容(「BOOK」データベースより)
静寂なクレセント湖畔のコテージに、ケイトはこの夏もやってきた。家族が所有する別荘はテレビも電話もインターネットもなく、まさに陸の孤島。しかも今年は幼い息子と二人きり。新聞記者の職を失った今、将来を見つめ直すいい機会になる。そんな彼女の隣のコテージに、JDという男がひっそり滞在していた。実は彼は大統領の命を偶然救い、マスコミによって国民的ヒーローに祭りあげられた話題の人。だがケイトはそれに気づかず、謎めいたJDと恋に落ちる。秘密をはらんだ二人の愛を連れ、美しい夏が早足で過ぎ去ってゆく…。
登場人物全員がいとおしいというのは始めてのことかも。
ケイトもアーロンもカリーもJDも、みんなどこか大きく木津着いているからこそいとおしいのだと思う。
湖での1夏。
そこで人生が変わることがあるというのはアメリカンドリームの最たるものなのかもしれません。
Lakeside cottage by Susan Wiggs詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
登場人物の感情が丁寧に書き綴られていて、あれこれ考えさせられたお話でした。とてもよかったです。
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育ち盛りの男の子を抱えたシングルマザーのケイトは職を失い、失意のもと息子とともに夏を過ごすためにテレビも電話もインターネットもないクレセント湖のコテージにやってきた。
隣のコテージに住む男性が実は大統領を助けた国民的ヒーローだとも知らず、ケイトは恋に落ちてゆく。。。
失意のヒロイン、美男美女、そしてシングルマザーとお約束のキーワードがちりばめられていれば素直に楽しめます