孤独な夜の向こうに (MIRA文庫 SS 1-12)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (477ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596913227

感想・レビュー・書評

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  • 3.7
    シャロン・サラってほんとにクズの描写がうまいですね。
    そしてやっぱりヒロイン・キャットの人生がハードモード。

  • 『悲しみをつつむ夜に』
    『夜に終わりを告げて』と、続く三部作
    三巻通して同じ主人公のロマンス&サスペンスなので、購入の際には注意
    キャットは、保釈中に逃げた被告を捕らえるバウンティーハンター。父を殺した男に復讐を果たしたあと、彼女に何が残るのか。彼女を慕うウィルソン・マッケイとのロマンスで愛をまなぶ彼女の物語のシリーズ。

    人に心を開けないキャット。唯一心を許せる家族同然の友人を失い、執念に燃える彼女の心のキャパは、いっぱいイッパイ。
    そんな彼女を支え、必要とした時に傍にいる彼に惹かれていく一巻。

    表現がマイルドなハーレクインの中では、血なまぐさいエグい部分あり。
    次巻の冒頭は、ニュージーランド系狂戦士の生焼け視点、怖ィョ 
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2903.html

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    これ以上失うわけにはいかない、わたしの大切なものを。人々の心を癒し、勇気を与えつづけるシャロン・サラ、待望の新作!幼い頃に目の前で父を殺されたキャットは、保釈中に逃げた被告を捕らえる仕事の傍ら、今も脳裏に焼きつく父親殺しの犯人を求めて国中を駆け巡っている。そんなある日、親友から不倫相手の子を妊娠したと打ち明けられた。孤児のキャットにとって、マーシャはただ一人家族と呼べる存在。中絶を強要されたと聞いて激しい怒りを覚え、キャットは相手の男と直接話そうと決めた。だがその矢先、マーシャが消息を絶つ。きっと恐ろしいことが起きたのだ―キャットは知り合ったばかりの同業者ウィルソンとともに、親友捜しの旅に出る…。

    結構冷静だけど、冷静な分かたくななヒロイン。それにゆっくり寄り添うようにウィルソンがいるのがいいなと。
    これで終わりなんですか?って思ったら次作が書かれているとあとがきにありました。探して読まなきゃいけません。
    とても面白い作品でした。

    Nine Lives by Sharon Sala

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著者プロフィール

シャロン・サラ Sharon Sala
農家の娘として育ち、農場主の妻となるが、日々の仕事が好きになれずに小説の執筆を始めた。
1980年に書き上げた初めての作品を出版社に送る勇気はなかったが、1985年に父親が亡くなり、二カ月後に姉妹が急死したことから一念発起した。
自分自身が夢をかなえた今、時には作品のなかで厳しい現実を描き、一方で、希望と愛を文章の端々に織り込んでいる。
RITA賞8度ノミネート、アメリカロマンス作家協会功労賞受賞、ロマンティック・タイムズ誌功労賞5度受賞をはじめ、受賞歴数多。

「2020年 『悲しみにさよならを』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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