スタニスラスキー 1 (MIRA文庫 NR 1-43)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596914378

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  • スラブ系美女(5歳までウクライナで育って家族で亡命)のヒロイン(おもちゃ屋経営)が、ヒーローに初対面からラブ光線を送られて「どうして男って見た目だけで好きだとか言うのかしらね、私の内面なんて何にも知らないくせに!」と冷たく冷たく拒絶。たまたま美人に生まれたせいで毎度毎度知らない男から舐めるように見られたら、そういう気持ちにもなるだろう。
    でもめげないヒーロー。自分の講義(ヒーローは作曲家)を偶然聴講していたヒロインに「僕たちが出会ったのは運命だ」的なことをほざいてアタックアタック。薔薇贈りまくり。ヒーローの娘の可愛さもあってヒロインも段々ほだされていくのだけど、私も娘ちゃんにほだされた。

    ところで上流階級出身のヒーローは移民の仲良し一家のアットホームな感謝祭に「こんなに暖かい家庭で育って幸せだ」的なことを言うけど、実際はアメリカって日本よりも激しく階級が分かれた社会だから、あんなに簡単にお互いが馴染むものじゃないんじゃないかなぁ。(それを言っちゃあロマンス成立しないけどね)

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    ある日、ナターシャが経営するおもちゃ店へ家族連れがやってきた。幼い娘の手を引き、熱心に商品を見る父親。魅力的な彼に思わず目を吸い寄せられていると、男性が彼女の存在に気づき見つめ返してきた―欲望もあらわな瞳で。とたんに相手の意図を察した彼女は無視を決めこむ。思いだすのもつらい理由から、これまでずっと異性の誘惑を避けてきたのだ。しかも彼には家庭があるのにあまりに無責任だわ。そんな心の声を押し殺すナターシャだったが、男性の唇からディナーへの誘い文句がこぼれた瞬間、彼女の怒りに火がついた。

    ナターシャの硬くなさが痛々しいけど、わからないわけでもなく、逆にスペンスの楽観的な部分がおいおい大丈夫か?って思ってしまうくらいで面白いバランス。文句なくフレディーがかわいくて、近頃ノーラ・ロバーツの描く女の子はとてもかわいい。
    そしてやっぱり弟より妹なのね。
    次は弟君かなぁ?楽しみです。

    Taming Natasha by Nora Roberts

  • 〈スタニスラスキー 1〉スタニスラスキー家長女でおもちゃ店経営者ヒロイン。作曲家兼大学教授ヒーロー。

  • スタニスラスキー家の長女のロマンスでした。

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著者プロフィール

Nora Roberts
ノーラ・ロバーツ
1981年『アデリアはいま』(サンリオ文庫)でデビューするやいなや、一躍ベストセラー作家に。86年にアメリカ・ロマンス作家協会初の名誉殿堂入り。2007年には〈タイム誌が選ぶアーティスト&エンターテイナー100人〉の第7位に選ばれている。ロバーツ名義のほか、J.D.ロブ名義では〈イブ&ローク〉シリーズを発表。これまで刊行したタイトルは200点に達し、全世界で累計4億部を超える売上を記録。「ロマンスの女王」として今も世界中のファンを魅了している。

「2023年 『カクテルグラスに愛を添えて (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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