愛と運命にさまよい (MIRA文庫 JK 1-13)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (538ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596914446

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  • 一大外食グループのギルクリスト家の女家長の老婦人に仕えている秘書のケイティが、主人の孫をグループに引き入れ、グループの業務改善に乗り出すお話。
    久々にラブコメで大当たりだった。やー、面白かった!琴葉かいらさんの訳がいいのかも。ケイティは「ギルクリスト家」とはこういうものという偏見を捨てきれず、(ずっと離れて育てられた)孫であるルークと深く付き合おうなんて気はさらさらない。誘惑されたら、ラブロマンスなんだから乗るかとおもいきや、すっぱり断ってしまうというこの展開。面白すぎです。
    更にキャラクターがまた個性豊かで面白い。ドラマティックな展開が大好きなギルクリスト家一家の連中もだけど、ケイティの弟、画面には出てこないけど、ルークの亡くなった両親の謎とか、いろいろと楽しめました。さすがジェイン・A・クレンツです。

  • ギルクリスト家の家長の個人秘書で、年の離れた弟を育てるケイティは、かつてレストラン経営で成功していた孫のルークを後継者にするべく連れてくるよう命じられる。父が家を追放されたため、「よそ者」であるルークは即断るも、翌日、前言撤回。下心ミエミエ〜でも、瞬く間にケイティを手なづけ、祖母の事業の経営不振の謎を解き、一族の厄介ごとまでサクッと解決するルークはできる男だった!ケイティもまた、妻を亡くし隠遁生活を送っていたルークの生活に彩りを蘇らせる。ルークが一族に横槍を入れられながら、プロポーズに添える演出に悪戦苦闘するところは見ものです。

  • アトウッドへの対処が意外でした。

  • 購入済み 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    ギルクリスト家の女家長に仕える秘書のケイティはもうすぐ仕事を辞めようと考えていた。一族の企業が傾く今、経営再建を担える後継ぎを探すのが最後の務めだ。血統を引く者の中で才覚があるのは、雇主の孫息子ルークをおいて他にいない。深い事情で絶縁状態にある彼のもとへ直談判に行くが、冷徹にはねつけられてしまう。その薄情さに憤る一方で魔性の瞳に心乱され、彼女は複雑な思いで帰途についた。ところが後日、ルークのほうから力を貸してもいいと言ってきた―ただし、ケイティが彼専属の個人秘書になることを条件として。

    魔術師だ、天使だ、ってパラノーマルに入っていくの?くらいその手の単語が頻発してましたが、普通のコンテンポラリーでした。
    特筆すべきはジークだな。なんか人間チックな番犬でした。
    ケイティよりも周りの人たちの個性が強すぎてましたが、強くてもかわいらしい女性像がよく出てて好きなヒロインでした。
    ルークがいつ心変わりしたかもうちょっと書き足して欲しかったです。

    Family man by Jayne Ann Krentz

  • 外見が魔女に魔術師っぽいギルクリスト一族の老女家長の秘書を勤めるヒロイン。一族から“よそ者”呼ばわりされてるヒーロー。魔族ですな。そこで普通感覚のヒロインが悪戦苦闘しとるわけですが ヒーローの経営能力を一族に取り込もうと必死な女家長の意図するところは解るんだが この一族はヒロインに無理難題ぶつけて頼り過ぎだっ。ヒロインと弟とヒーローの関係が日に日にほのぼのしてきて家族的で良かったなぁ。面白かった。問題多すぎギルクリスト一族様。

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