エターナル・スカイ (MIRA文庫 SS 1-16)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596914699

感想・レビュー・書評

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  • 『エターナル・スカイ』『エンジェルズ・スカイ』『プレシャス・スカイ』の三部作。
    彼らがいるからこそ立ち直れるヒロイン達ですが、このシリーズで作者が描きたいのは、悲嘆や怒りパニックとの戦いと再生。
    サスペンス要素は犯人のお粗末な人物達でかなり薄いので、サスペンスのぎりぎり感を求めるとハズレます。注意。

    殺人の死体遺棄現場を目撃したキャリーは、直後に竜巻の直撃を受け、家族を失うお話。家族を突然失った悲嘆の描き方は、半端無し。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2923.html

  • お話の展開上必要だったのだとは思うけど、ヒロイン身内の亡くなり方があんまり可哀想で、最初から暗い気持ちに。ロマンス小説であまりハードな設定は読みたくないんです~。読みたかったらもっとがっつりハードな小説読んでます~。
    ヒロインは「私がこうしたのも仕方ないことだったって分かるでしょう?」と主張し、周囲も「うんうんそうだ」と賛成するんですが、本当にそうなのかなー。別人になりすまして逃げたのは分かる気もするけど、その後の行動がちょっとどうかと。

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    「君は誰だ?」病室で目覚めたキャリーは見知らぬ男にそう尋ねられた。彼はキャリーのいとこが秘書を務める会社の社長で、秘書が怪我を負って担ぎこまれたと聞き飛んできたらしい。凄惨な記憶が甦り、キャリーは嗚咽を漏らした。いとこと愛する両親は、つい数時間前に竜巻に命を奪われてしまった。しかもその直前に目撃したある事件のせいで、いとこを装って逃げてこなければならなかったのだ。こんな話、きっと誰も信じてくれないわ…。だが彼の真摯な目を見てキャリーは思い直した。この人なら力になってくれるかもしれないと。

    見てしまったものが過去の婚約者っていうのも、アメリカチック。
    若い時の恋は近所に住んでいただけの人だったりするんだけどね。
    キャリーの機転のベースが愛情だと見えるのもいいね、って思える。
    シャロン・サラの描く女性は上品でいいなぁ。

    Blown away by Sharon Sala

  • 竜巻ってどんなに怖いんだろう?しかも、死体遺棄現場を見た後に体験したら・・・

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著者プロフィール

シャロン・サラ Sharon Sala
農家の娘として育ち、農場主の妻となるが、日々の仕事が好きになれずに小説の執筆を始めた。
1980年に書き上げた初めての作品を出版社に送る勇気はなかったが、1985年に父親が亡くなり、二カ月後に姉妹が急死したことから一念発起した。
自分自身が夢をかなえた今、時には作品のなかで厳しい現実を描き、一方で、希望と愛を文章の端々に織り込んでいる。
RITA賞8度ノミネート、アメリカロマンス作家協会功労賞受賞、ロマンティック・タイムズ誌功労賞5度受賞をはじめ、受賞歴数多。

「2020年 『悲しみにさよならを』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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