エターナル・スカイ (MIRA文庫 SS 1-16)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2011年9月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596914699
感想・レビュー・書評
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『エターナル・スカイ』『エンジェルズ・スカイ』『プレシャス・スカイ』の三部作。
彼らがいるからこそ立ち直れるヒロイン達ですが、このシリーズで作者が描きたいのは、悲嘆や怒りパニックとの戦いと再生。
サスペンス要素は犯人のお粗末な人物達でかなり薄いので、サスペンスのぎりぎり感を求めるとハズレます。注意。
殺人の死体遺棄現場を目撃したキャリーは、直後に竜巻の直撃を受け、家族を失うお話。家族を突然失った悲嘆の描き方は、半端無し。
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図書館の本
内容(「BOOK」データベースより)
「君は誰だ?」病室で目覚めたキャリーは見知らぬ男にそう尋ねられた。彼はキャリーのいとこが秘書を務める会社の社長で、秘書が怪我を負って担ぎこまれたと聞き飛んできたらしい。凄惨な記憶が甦り、キャリーは嗚咽を漏らした。いとこと愛する両親は、つい数時間前に竜巻に命を奪われてしまった。しかもその直前に目撃したある事件のせいで、いとこを装って逃げてこなければならなかったのだ。こんな話、きっと誰も信じてくれないわ…。だが彼の真摯な目を見てキャリーは思い直した。この人なら力になってくれるかもしれないと。
見てしまったものが過去の婚約者っていうのも、アメリカチック。
若い時の恋は近所に住んでいただけの人だったりするんだけどね。
キャリーの機転のベースが愛情だと見えるのもいいね、って思える。
シャロン・サラの描く女性は上品でいいなぁ。
Blown away by Sharon Sala -
竜巻ってどんなに怖いんだろう?しかも、死体遺棄現場を見た後に体験したら・・・