作品紹介・あらすじ
自分勝手な母親に振り回されて育ったフェイスは、愛情深い養父のもとでようやく家庭のぬくもりを知った。だが幸せに暮らしていたある日のこと、縁を切ったはずの母親から会社に金の無心の電話がかかってくる。怒りと悲しみと裏切られた思いに、つい泣きだした彼女をなぐさめてくれたのは新しい同僚のグレイ。たくましい彼はいつも自信にあふれ、圧倒的な魅力を放っている。そんな彼に優しく愛撫するような手つきで涙を拭われ、彼女は思わず身を震わせた。この人なら、わたしを守ってくれるかもしれない。夢見ていたとおりに…。
感想・レビュー・書評
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相棒を殺された警官のグレイソン・モンゴメリーが休職中だが犯人を求めて警備会社に入り、社員の女性フェイス・マローンと…。
支配とか倒錯したセックスクラブとか刺激的な文言が飛び交う割に、期待感だけで中々読み進められずてこずった。
今後のシリーズの要がマローン警備会社なら、触媒がセックスクラブ〈館〉のデイモン・ローチ。しかし、いきなりネットで問い合わせただけのフェイスに親身になり過ぎだし、フェイスもデイモンに頼りすぎてて違和感、納得できない展開。犯人探しはおまけでラストに3P展開の官能シーンだけはまあまあかな。シリーズ1の紹介だからと思うことにして、2巻に期待します。
著者プロフィール
エロティックロマンス、ロマンティックサスペンス、コンテンポラリーロマンス、スコティッシュヒストリカルロマンスで『USAトゥデイ』『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラー入りを果たす。夫と三人の子どもたちと、さまざまなペットたちとともにアメリカの南部に住む。
「2020年 『あなたの笑顔が眩しくて』 で使われていた紹介文から引用しています。」
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