月をくれた伯爵 (MIRA文庫)

  • ハーパーコリンズ・ ジャパン
3.13
  • (0)
  • (3)
  • (3)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 25
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596916631

作品紹介・あらすじ

17歳の牧師の娘ヴィクトリアは、ある日、村で美しい青年に微笑みかけられ、ひと目で恋に落ちた。彼の名はロバート。領主の息子で爵位を持つ彼は信じられないことにヴィクトリアに愛を囁き、結婚を約束する――だがふたりの恋は身分違い。駆け落ちの夜に彼女は父親に閉じこめられ、翌日、真実を知らされた。ロバートは彼女と結婚する気など毛頭なく、ロンドンへ発ったと。打ちのめされたヴィクトリアは家を出て家庭教師となり、辛いながらも平穏な生活を手に入れた。7年後ロバートが屋敷の客として現れ、彼女を睨みつけるまでは。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ヒーローの忍耐力がすばらしい。ヒロインの強情さに私は途中でやめてしまいそう。
    気になりながらも言い争う二人というシチュエーションが好きな方にはおすすめかと。

  • 何だか可愛らしい話ですね。

  • はじめに言っておきます。
    かなりおバカでお調子者のダーリンです。
    でも、素直でまっすぐな憎めない良い男です。
    前半は、引き裂かれる若い二人や、再開後の誤解からのヒロインの境遇は、かなりの鬼展開のロマです。
    ところが、後半はがらりと雰囲気が変わって、そんなヒーローの言動や地位に反発せずにはいられない気の強いヒロインとの、ほのぼのコメディーとなっており、ストーリーよりは掛け合い重視なお話です。
    ヒーローに王子様度を求めると方向性が違うのでご注意。
    アップテンポなので、一気に引き込まれて楽しく読了。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5299.html

  • 久々のジュリア・クイン。期待を裏切らない作品でした。お互いの父親のせいで結ばれなかったH/H、再会直後は敵意剥き出しのふたりですが、誤解が解けてからのヒーローの攻めっぷりが良い!あれでメロメロにならないほうがおかしい(≧∇≦)H/Hともああ言えばこう言うで言葉のやり取りも面白かったです。イヤよイヤよ言いながら、ヒロインがヒーローのハンカチの香りをこっそりかいでそれを胸にしまい込むシーンがあるのですが、それがなんとも言えずジーンときてツボでした。

  • 3.3
    ヴィクトリアとロバート
    ロバートの性格は若干難ありだが、粘りのアプローチはなかなか良い。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

【著者略歴】
ジュリア・クイン
Julia Quinn
ハーバード大学ラドクリフ・カレッジ卒業後すぐにロマンス小説を書き始め、1995年に"Splendid"(邦題:『すみれの瞳に公爵のキスを』)で作家デビュー。2000年に発表した〈ブリジャートン家〉シリーズの第1作、2作、4作がRITA賞の候補作に選ばれ、人気ヒストリカル・ロマンス作家としての地位を確立。2007年、シリーズ第8作でついに受賞。その他2作品がRITA賞を受賞している。米国ロマンス作家協会殿堂入り。太平洋岸北西部に家族と在住。

「2022年 『ブリジャートン家9 幸せのその後で ~ブリジャートン家後日譚~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジュリア・クインの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×