公爵と見る十日間の夢 (MIRA文庫)

  • ハーパーコリンズ・ ジャパン
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596916655

作品紹介・あらすじ

エディーは社交界で、“夫に捨てられた公爵夫人”と噂されている。それもそのはず、夫マルグレーブ公爵は結婚後すぐに異国に行き、5年もの間それっきり。そもそも美しさとは縁遠いエディーが見目麗しい公爵と結婚できたのは、彼女が裕福な家の出で、一方の公爵は高貴な血筋ながら多額の借金を抱えていたからなのだ。だが、愛なき結婚であろうと、社交界で陰口を叩かれようと、エディーは一人きりの生活に満足していた。そんなある日、突然公爵が英国に戻ってきた。戸惑うエディーに彼は、跡継ぎが欲しくなったのだと言い出し……。

感想・レビュー・書評

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  • 前作にも登場した公爵夫人と、結婚して以来アフリカへ行ったきり帰ってこない公爵のはなし。
    二人の結婚はお金をあげる代わりに二度と英国へ帰ってこないでという契約結婚だったので、5年ぶりに帰ってきたヒーローが改めて結婚生活を始めようと言ってもヒロインは拒否。
    優しく、ときに強引にひたすらヒロインへ尽くすヒーローが理想的。ここまでされておちない女はいない!と思いきやヒロインは過去の出来事もあり最後まで粘る。この頑なさが二人の駆け引きをより面白くしていた気がする。
    怖がるヒロインのことを第一に優先。僕が傷付くかは心配しなくていいから泣きたい時に泣く、話したい時に何でも話してくれ…ため息が出るくらい素敵。
    辛い思いをしたヒロインが幸せになってよかった。原因となったあの男のことを考える暇もないくらいヒロインが幸せになることが一番の報復かも。

  • 侯爵を結婚させる方法関連作。
    ”ロンドンで活躍するアメリカ人の女相続人シリーズ”
    前作の結婚仲介人ベリンダの失敗した仲介としてさらりと紹介されていたカップルです。
    物語の大きな絡みはないので、単品で楽しめます。

    もう少し早く終盤の展開が欲しかったナ。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5281.html

  • 3.7
    エディーとスチュアート
    いつの間にかエディーが陥落している。
    姉とのきずなが強い爛漫でいたずらっ子の妹がいい味。

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