キャヴェンドン・ホール 失われた薔薇 (MIRA文庫) (MIRA文庫 BB 2-1)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (573ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596916921

作品紹介・あらすじ

ヨークシャーに美しい邸宅キャヴェンドン・ホールを構える伯爵家のインガム一族は、160年以上も前から使用人を務めるスワン一族に支えられ、その輝かしく誇り高い地位を守ってきた。当代伯爵が夫人との間にもうけた二男四女は皆それぞれに将来有望で、英国の薔薇と讃えられる17歳の次女ダフネは、今年社交界デビューを控えている。だがある日ダフネが領内の森で襲われるという事件が起き、なんと彼女は身籠もってしまう。そんなとき、長らくアメリカに追放されていた伯爵の従弟ヒューゴが戻ってくるという報せが舞い込み……。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    ヨークシャーに美しい邸宅キャヴェンドン・ホールを構える伯爵家のインガム一族は、160年以上も前から使用人を務めるスワン一族に支えられ、その輝かしく誇り高い地位を守ってきた。当代伯爵の次女ダフネは17歳。英国の薔薇と讃えられる美貌の持ち主だが、ある日領内の森で暴漢に襲われてしまう。いずれは公爵夫人にという期待を一身に受けていた彼女は、一瞬にして純潔も未来への希望も失ってしまったのだ。そんな折、悲嘆に暮れるインガム家のもとに、長くアメリカに追放されていた伯爵の従弟ヒューゴから帰国の報せが届く…。

    魅力的な人たちが多い上に、ロマンスも途中で終わっちゃったりしてるので、次は必読。
    ヒューゴがすてき。

    Cavendon hall by Barbara Taylor Bradford

  • ☆3.5

    美しい邸宅キャヴェンドン・ホールに住む伯爵家のインガム一族と彼らに160年前から仕える献身的なスワン一族の物語。
    姉妹一の美貌を持ち輝かしい未来が約束されていた次女ダフネが森の中で何者かに襲われ妊娠してしまうーー。

    シリーズ一作目。
    ページ数のわりにさらさら読める文章。
    ロマンス小説というより大河小説的に個々の視点で物語を描いているので盛大なロマンスを期待していると肩透かしを食らうかも。
    たまにはこれはこれでいいけれど、こういう話って結構登場人物に容赦なかったりつらい話やハッピーエンドが用意されていなかったりするから怖い(これがそうかはわからないけど)。

    伯爵家の当主である父の二十数年の結婚生活の終わりは物悲しくなるけどこれがリアルなのかな。
    (ハンサムで魅力的で思いやりがあり父親としても夫としても申し分ない男性に見えるし6人も子供がいて、愛って冷めるものなんだね…)
    もともと運命の相手じゃなかったってことか。
    しかし続きの気になる終わり方なので次作にも期待。

    2014年。

  • やっぱり身分制度の中での恋愛は厳しいものがあるんでしょうね。

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