悪魔公爵と鳥かごの乙女 (MIRA文庫) (MIRA文庫 LH 2-4)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (511ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596917072

作品紹介・あらすじ

社交界に浮き名を流すアヴェンデール公爵は、退廃的な放蕩暮らしに退屈していた。周囲の女性たちは喉を鳴らし、吐息をもらし、耳元で淫らな言葉を囁く。それが楽しくないわけではないが、誰もが似通っていて同じことの繰り返しだ。そんなある夜、社交場に現れた謎めいた女性ロザリンドにアヴェンデールは目を留めた。取り立てて美人というわけでもないのになぜか心揺さぶられ、思わず彼女を暗がりへ連れ出すと、口づけを交わす。彼女の秘密にも、わが身を滅ぼしかねない危険なゲームを自ら始めてしまったことにも、まだ気づかぬまま。

感想・レビュー・書評

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  • 公爵様はなんでもできるんだね。醜聞はすぐに収まったのかしら?

  • 破城槌って! とんでもなく自信満々な公爵様だなあって、本題と全然関係ないところが印象に残ってしまいそう。

  • 1本の映画を見ているようだった。久しぶりに大泣きしてしまった。昨夜読み終わった直後は作品に浸り過ぎてしまって涙が止まらなかった。

    このシリーズはヒロイン側になんらかの障害(身体的なものだけでなく)があってそれを乗り越えて幸せになるというテーマのものだけど、今作はすごく重かったな。

    ですが素敵なおとなのラブストーリーになってます。ハッピーエンドになるのはわかっていたけど、二人はどうなってしまうんだろうかとそわそわしながら読みました。

    弟の病気のことは、映画や舞台にもなってます。私はどちらも見たことないけど、なにか記事を読んだ記憶があって今回wikiで調べてみました。作者は実在の人物を今回の作品に重ねて描いてるなと思ったら、最後のあとがきにもそのことがかかれてました。

    ますます親世代の話が読みたくなりました。

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