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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784596918178
作品紹介・あらすじ
ベストセラー作家J・R・ウォード
あの日の少年は、心を閉ざし億万長者となった――
ひたむきな愛に涙する、感動傑作。
感想・レビュー・書評
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ニューヨークでM&Aのプロフェッショナルとして活躍するショーン。ある日父親が死んだと連絡を受け、ボストンに戻ると、父親を最期までケアしてくれた1階の間借り人リジーと出会う。ショーンとリジーが幾重もの誤解を乗り越えて愛を育む物語。
もう泣きすぎて素敵すぎて羨ましすぎて冷静に判断ができない。ハマらない人にとっては、都会で疲れた女のための現代のシンデレラストーリーなのかも知らない。けど、都会で愛が見つからなくて疲れ切った私には、読んでいて心の中の大切な人を思う部分が大いに刺激され、涙が止まらなかった。 -
世話をしていた大家の死去に伴い、彼の息子に連絡をした看護師リジー。かつて父から暴力を受けていたため、戸惑いつつ彼女の元を訪れたショーン。やっと本気の女性に逢えた彼は、お金目当ての女性に嫌気がさしていた為に、大富豪であることを隠す。そのせいで、何度もリジーを傷つけるショーンはホンマにアホでイラッとさせられるけど、リジーの父の思い出を壊さぬ様、本当の父を隠し通す所なんか、根は良いやつなんだと思う(そんなメンドくさいヒーローは大好物)。彼の正体を知り、騙された事より、父を援助しなかった事を怒ったり、裏切られてもショーン兄弟の過去を知って真剣に思いやれるリジーは本当に素晴らしい女性であり、看護師だと思った。最後のショーンの謝罪の場面はとても良かった。
山本やよいの作品
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