- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596930446
感想・レビュー・書評
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散々罵ってくれて、グダグダになった時にも、ボディーガードのドミトリが一緒にいるような隙のない彼に、ムカムカしながら、転がってください。
押し掛け愛人に威勢のいい啖呵を切るロージィは子気味いい
逃避癖のある孤児院育ちの彼女を常に見守る、金にうるさい兄貴役モーリス。
すばらしい当て馬っぷりは気に入った。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2764.html -
設定はわりと好きなのですが、読み終えたあとに感じたことは、なんか言い争いのシーンばかりだったなぁということ。
ハーレクインなのでもちろんハッピーエンドです。でもこの二人、うまく行くのかしら?って思っちゃう。
ヒロインが何度も逃亡するシーンは良かったです。 -
施設育ちのロージィは幸せとはいえない子供時代を過ごしたが、実の父親に見つけだされ、共に暮らして、真の親の愛を知った。ところが四カ月後、父は心臓発作で急死してしまう。悲嘆に暮れる彼女の前に、父の養子コンスタンティンが現れた。遺言書により、遺産はすべてコンスタンティンに遺されるが、彼がそれを受け取る条件は、ロージィと結婚することだという。ロージィが養父の愛人だったと固く信じている彼は、蔑みの目を向けつつ、彼女に偽装結婚を持ちかけた。
ヒーローが人の話しを聞かないのはいかにもリンのヒーロー。もう少し落ち着いて周りが見られればもっと簡単に真実はわかったろうに。ヒロインの逃亡癖は筋金入りでなかなかのもの。もっともその理由は虐げられていた少女時代にあったわけで、かわいそうだけど。偽装結婚ながらヒーローの女関係者たちに食ってかかるヒロインの姿はなかなか痛快。ヒーローともちゃんと渡り合っている。