愛人関係 (ハーレクイン文庫 98)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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本棚登録 : 21
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596930989

感想・レビュー・書評

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  • 【再読】またも頑固ちゃんヒロイン。
    ヒーローも自分の気持ちをはっきり言葉にしていればいいのに。とは言えそんな言葉をこのヒロインが素直に受け止めるわけもないな。
    ヒーローってば自分の母親にくずとか言われちゃってちょっとかわいそう(苦笑)最後はヒロイン義父(登場人物の中で一番まともなひとかも)のおかげで丸く収まりめでたしめでたし。
    この作家さんのヒーローはリングレ先生に負けず劣らず傲慢ヒーローが多いな(笑)

  • HQでは、"愛人"は将来を約束しない関係で、"恋人"は結婚も視野に入れお互いの家族や友人に紹介し合う対等な間柄、ということらしい。そう考えると当初ヒーローの態度は誠実にはほど遠いよねー。MR作品は主人公たちの喧嘩が盛り上がるほどアツくて楽しい。

  • 本書は、ミシェル・リードのデビュー作であります。
    妊娠を知り、愛人関係との決別までの切ないまでのヒロイズムの前半と、そんなヒロインに横暴だった自分を恥じ、彼女と結婚するべく悪戦苦闘するヒーローとの駆け引きのロマ。
    ミシェル・リードらしい細やかな心理描写と、パワーバランスをお楽しみください。
    少々鬱々としたヒロインではあるが、後半は軽快なテンポ。最低な男だったダーリンが後半に一生懸命求婚する姿にキュン転がれるお話となっております。

    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4542.html

  • 社長ヒーローx秘書ヒロイン

    こういうグルグル系にしてはイライラせず読めた。
    ヒロインがはっきり物を言うタイプなのでストレスがたまらないのかな。
    喧嘩のあとに「結局これだろ?」とキスで懐柔しようとするヒーローに
    あっさり陥落するのがもやもや。
    あと、ヒーローの家の使用人の態度にイライラ。
    ヒロインがヒーロー以外にひどく扱われるのは好きじゃない。

  • 「愛人関係」結婚否定の上司の子供を妊娠してしまった…彼に打ち明けるべきか否か
    http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2015-04-16

  • ヒーローの自分勝手がもとでこじれた二人。もっと素直になってれば・・・ですね。とはいえ、ヒロインも負けていないからいいぞって感じでした。

  • ボスの子供を妊娠した社長秘書ヒロイン。彼女のボス若き実業家ヒーロー。
    あのさぁ こんなに愛し合ってるのになぜ素直にならんのだ二人揃って。ヒロインまだ21歳ぐらいなのに全然若者らしくない物分かりのいい態度や言葉で自分を偽っていて残念。ヒーローのほうも最初から愛人ではなく恋人になってほしいって言えば問題なかったのに。アホらしい。

  • (R-1462)

  • 今日、クレアの予感は非情にも的中した。妊娠…。子供の父親は、ボスである若き実業家マックス・レイサム。クレアはこの5カ月間、昼は有能な社長秘書として、夜は情熱的な愛人として、身も心も彼に捧げてきた。そう、独身とはいえ束縛を嫌うマックスにとって、わたしは正式な恋人ではなく、愛人でしかない。妊娠を打ち明ければ、彼はきっと猛烈に怒るだろう。そして結局は、責任をとると言い出すかもしれない。でも、決して心から愛してくれない人と結婚なんてできないわ。

    王道のテンプレ話し。ヒーローは大企業の社長でヒロインはその秘書。ヒーローは結婚する気なんてまったくなく、ヒロインもそれをわかって関係を続けている。でも、ヒロインはヒーローを愛していて、そして妊娠してしまうという。<br>
    本当にテンプレとおりで、本当にどっかで読んだようなって感じ。それでも最後まで読めるだけの筆力はさすがにミシェル・リード。それぞれの人物の役割は過不足なく。愛していないのなら結婚はしたくない、と結婚を拒むヒロインをどうやって説得するのか、つまりヒーローもヒロインを愛していることをどうして気がつくか、というのがキモなわけだけど、それを人にして貰わないと打ち明けられないヒーローはへたれ。自分の気持ちに気がついていたのなら、もっと積極的に行動しても良かっただろうに。

  • 本当の想いを隠したまま時間を過ごしていたクレアとマックス。はっきり言ってしまえば、二人があまりにも頑固で頑な過ぎて苛立ちを覚える場面もしばしば。プライドを前にして、ひとはなかなか本心を出せないのかもしれない。しかし愛の儀式や快楽を前にしてあまりにもあっさりと崩れるのは、キッカケ、だったのだろうか。

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