愛は時空を越えて (ハーレクイン文庫 100)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596931009

感想・レビュー・書評

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  • 6年前に目の前で夫と娘を車の事故で亡くし、その後抜け殻のように一人で生きてきたヒロイン。
    立ち寄ったアンティークショップで手にした指輪を嵌めた時、突然意識が遠のき気づくと事故に遭う直前のシーンに戻っていた……。

    タイムスリップして事故を回避した後に目が覚めると、夫と娘が生存している世界線にいたヒロイン。
    このタイムスリップやテレパシーなどがファンタジーの世界観でないのに突如組み込まれるのはちょっと都合良く違和感はあった。
    さらに子供の誘拐監禁事件に巻き込まれたりとハーレクイン文庫のわりに内容が盛り沢山である。
    ヒーローは出会った時からヒロインを溺愛していて、「彼女がいないと生きていけない」と泣いたりするのは新鮮で萌えた。
    こんだけ愛されるなんてヒロイン幸せ者だね。

    シャロン・サラって人気作家さんなんだと思うけど恐らく私は初読みでこういう感じなのかと知れたのは良かったけど、作風として超常現象を説明なく多用してきたりするのかな?笑
    これだけ?
    あまりこの作家さんの本に惹かれることがなく読まずにきたけど、読みやすいし悪くはなかったのでまた機会があれば読んでみようかな。

    2002年。

  • 本「愛は時空を越えて 」娘と夫を失った女性に訪れた奇跡…そして再び悪夢が…
    http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2015-04-28

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    6年前に最愛の夫と娘を事故で失って以来、メアリーは運命を呪い、まるで抜け殻のように生きてきた。そんなある日、ふと立ち寄ったアンティークショップで彼女は不思議と心ひかれるブルートパーズの指輪に出合う。何かに導かれるようにして指にはめると、突然世界が回りだし、意識が急速に遠のいていった…。気がつくと目の前には、事故に遭う直前の家族の姿があった。夢でも現実でもかまわない―夫と娘を救わなければ。わが身の危険も顧みず、とっさにメアリーは駆けだした。

    自分の気が狂ったのだと思うあたりがとても生々しくて切ない。
    理由はどうあれ、狂っているのだとしても、元には戻りたくない気持ちがとてもよく織り込まれていて胸が痛くなる。
    ホープのかわいらしさがなおのこと痛みを誘うのですが、ロマンス小説だから割と安心して読んでいけました。

    そしてやっぱりみんなクリスチャンなのよね、神の意思、ねぇ。
    アンティークショップのなぞが解かれてないのがちょっと不満。

    The way to yesterday by Sharon Sala

  • 6年前に最愛の夫と娘を事故で失って以来、
    メアリーは運命を呪い、まるで抜け殻のように生きてきた。そんなある日、ふと立ち寄ったアンティークショップで彼女は不思議と心ひかれるブルートパーズの指輪に出合う。
    何かに導かれるようにして指にはめると、
    突然セ界が回りだし、意識が急速に遠のいていった・・・・・。
    気がつくと目の前には、事故に遭う直前の家族の姿があった。夢でも現実でもかまわない---夫と娘を救わなければ。わが身の危険も顧みず、とっさにメアリーは駆けだした。

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著者プロフィール

シャロン・サラ Sharon Sala
農家の娘として育ち、農場主の妻となるが、日々の仕事が好きになれずに小説の執筆を始めた。
1980年に書き上げた初めての作品を出版社に送る勇気はなかったが、1985年に父親が亡くなり、二カ月後に姉妹が急死したことから一念発起した。
自分自身が夢をかなえた今、時には作品のなかで厳しい現実を描き、一方で、希望と愛を文章の端々に織り込んでいる。
RITA賞8度ノミネート、アメリカロマンス作家協会功労賞受賞、ロマンティック・タイムズ誌功労賞5度受賞をはじめ、受賞歴数多。

「2020年 『悲しみにさよならを』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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