野の花に寄せて (ハーレクイン文庫 149)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596931498

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  • 呑んだくれた挙句亡くなるときも迷惑をかけた男の娘というだけで村八分だったジョアンナは、盗みに入った先で親切な牧場主のサムに引き取られ育てられた。父親以上の愛情をそそいでくれたサム。そのサムが逝こうとしている…

    圧倒的な孤独感と絶望感にどっぷりはまれる鬼展開の牧場ロマです。
    彼女への気持ちを必死に否定してばかりで、彼女の置かれた状況を理解できず、辛くあたってしまう(知能は雄牛並)ヒーローに突っ込みを入れつつ、薄幸ヒロインに萌え転がってくれたまえ。
    あらすじなど下記
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5108.html

  • 酒癖が悪く悪評のある男の娘として育ったヒロインは、父母を亡くした後11歳で心優しき牧場主に引き取られて成長する。長年牧場主の息子(ヒーロー)を愛してきたが彼はヒロインに冷たく、愛する養父との別れの時も迫っていた。

    この作家さん、薄幸、ひたすら耐え忍ぶヒロインがデフォなんだね。
    ヒロインはいじらしくて良い子だし、養父との関係、愛情にも涙だったけど、昔からヒロインに対しずーっと冷淡な態度のヒーローを愛し続けるのは理解不能。
    他の人への態度や姿を見てということだけど、いやいや自分に対する態度の方が重要でしょ。自分を嫌ってる(?)人のことを好きになるものなのかなぁ。
    ヒーローがヒロインを手に入れてはなるまいと抵抗してきた理由もなんだったのかもよく分からないし…。父への反抗?
    というか出会った当初から冷たいし、10歳も年上なのに天涯孤独のヒロインに冷たく、単に性格悪くない? と思ってしまったヒーロー。

    1997年。

  • ◎総合評価 3
    ◆ヒロイン 3  ◆ヒーロー 2
    ◆純愛 4    ◆情熱 2
    ◆さわやか 2  ◆セレブ 2
    ※出だしは面白かったのに、後半からちょっとツライ展開。

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