テキサスの恋人たち (ハーレクイン文庫 221)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
3.22
  • (1)
  • (2)
  • (4)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 14
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596932211
#HQ

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • スーザン・フォックスらしい卑屈ヒロインと無骨ヒーローの牧場ロマンス。
    ヒロインは若すぎて父親との関係で負った傷が癒えてないため、自分からは何も言わずヒーローが愛を示してくれる言動をしてくれないかと期待するばかり。そして期待した言動をしてくれないと勝手に傷つく。傷ついたヒロインが努力していくうちにヒーローの誤解が解け愛されていくのがスーザン・フォックス作品の持ち味だけど、この作品のヒロインは想像力が豊かすぎる。ヒロインの妹の陰険な考えは正しく読み取るのに、ヒーローの何気ない一瞥で深く絶望したり、被害妄想力がすごくて笑ってしまった。なぜヒーローの言動だけ最悪の方向へ曲解するのか。
    ヒロインの支離滅裂な言動と表情から気持ちを読み取ったヒーローはすごい!

  • ホットシーンは朝チュン状態で割愛されているにもかかわらず、ドキドキ胸キュンな良作。いわゆる鬼ロマのジャンルだけど、ぶっきらぼうなテキサス男ヒーローはかなりのデレ。自己肯定感の著しく低いヒロインを押して押して突き進む。2回目読み直したほうが楽しめた。

  • スーザンフォックス初期作品。
    鬼展開の牧場ロマです。スーザンフォックスの作品は、圧倒的な孤独感に打ちひしがれながらも、必死に抗い続けるヒロイズムが、ドラマチックで素敵なロマンス。初期作品はとくに鬼展開が多く、ヒロインの屈折した思考と境遇の苦しさに胸が打たれます。若干の男性視点はあるものの彼の内面はあまり描かれません、ヒロインの思考と彼の言動のズレに気がつくと味わい深いロマです。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5105.html

  • いつものスーザン・フォックス。ヒロインを悲観主義者にした原因である父親の鬼畜度は低め。

全6件中 1 - 6件を表示

スーザン・フォックスの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×