ガラスのハネムーン (ハーレクイン文庫)

  • ハーレクイン (2009年7月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (200ページ) / ISBN・EAN: 9784596932396

感想・レビュー・書評

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  • 政略結婚ものです。
    久しぶりに読んでいて、「疲れるなぁ。」と感じた作品。
    ヒロイン、ヒーロー共に、周りの雑音に惑わされすぎです。くだらない小競り合いみたいな喧嘩は饒舌だけど、きちんと自分の気持ちを相手に伝えないコミュニケーション能力ゼロの二人。そんな二人が大企業の社長と、それなりの規模のガラス社営業部長って設定は、説得力に欠けたかなーと。
    正攻法でヒロインに求婚しなかったあたり、ヒーローは、自分がなーんにもしなくても、女性が寄ってくるから、口説き方とか知らないのかもしれない…と感じました。得意分野のビジネスの契約と、結婚を一緒のもののように考えて行動しちゃったっぽいですね。

    ヒロイン側の親族(従兄弟や叔母さん)がついた嘘で、ヒーローもヒロインも完全に振り回されてますね。
    ヒーローに見せ場が無く、ヒロインにも魅力を感じなかった。
    ラストシーンも全く盛り上がってないし、つまらなかったです。

  • フィリッパは親代わりのおじに泣きつかれて青ざめた。彼女が心血を注いで働くおじの会社が経営不振に陥り、合併交渉中の会社社長ラウールと結婚するよう懇願されたのだ。しかも、その条件を提示したラウールはプレイボーイと評判で、フィリッパをおじの会社の飾りもののように扱う不遜な男だ。彼の欲望をほのめかす視線を避け続けてきたから、きっと生真面目な私をばかにして、もてあそぶつもりに違いない。でもどれだけ嫌悪しても、彼は魔法のような魅力を放っている。激しい動揺をひた隠して、フィリッパはやむなく結婚を承諾した。

    黙っていたらヒーローがなにを考えているかなんてわからない、いつもどおりの契約結婚もの。

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