とっておきのキス (ハーレクイン文庫 275)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596932754

感想・レビュー・書評

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  • 美人だけど真面目で一生懸命な秘書と、無愛想ながらも彼女の気持ちが傾くまで辛坊強く待ち続けるお医者様との、ほのぼのとしたロマです。
    ジュリーの可愛らしさに思わずキスをしてしまう教授がムフムフと楽しくベティ作品にしては頑張っている方だが、やはりベティ作品なので地味。
    だが、この慎ましやかな雰囲気が気に入っているのだ。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4585.html

  • コミカライズ既読。漫画を読んでいたからこそ面白く読めたのかもしれない。全体の3分の2を過ぎてからロマンスとして動き出すので、漫画を読んでなかったら飽きていたかも。

  • 強力なライバルはいないし、父親がいないとはいえ、仲のいい家族に恵まれて、全般に平和な印象です。
    ほかの作品では、何を考えてこういう行動をとるのかよくわからない、ヒーローの心情がところどころに差し込まれるので、ベティ作品のヒーローの気持ちの解説書といえるかも……。
    父を亡くし、ヒロインの収入に頼る生活ではありますが、悲壮感がないのは、明るくくったくのない母と妹の言動によるものが大きいでしょう。

  • ジュリーが秘書を務める教授が退官することになり、新しいボスとして、世界的権威の医師、シモンがやってきた。長身の魅力的な姿に心をときめかせるジュリーだったが、彼は仕事に一途で何かにつけ厳しい態度で接してくる。その冷たさと、たまに見せる笑顔との落差に戸惑いながらも、彼女はボスの要求に応えようと懸命に働いた。ある日、仕事でオランダへ行くという彼に同行を命じられ、ジュリーは二人きりになる不安とともに密かな喜びを感じた―そこで、淡い恋心がはかなく散ることになるとも知らずに。

    ヒーローが欲しいのが都合のいい妻みたいでいまひとつだった。出張時に秘書にスケジュールを知らせないなんてありえない。いまならパワハラもの。

  • 坦々と過ぎていく上司と秘書の関係に盛り上がりもなく感情の高ぶりもなく終了。ドロドロもなく怠慢男でもなく こんなアッサリしすぎているハーレクインも珍しい。どこか古くさい。

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