小説十八史略 5

  • 毎日新聞社 (1970年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784620103457

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  • 1982(昭和57)年発行、毎日新聞社の単行本。隋末から唐の安史の乱の終結まで。唐の太宗、則天武后、玄宗を中心としていてその間の時代についてはほとんど記載がない。特に隋の煬帝はちょっと記述があるのみである。則天武后の権力闘争は読んでいて気持ちが悪くなるほどであるが、上層部の闘争で庶民は平穏だったのだろう。そういう意味ではよい政治家だったのかもしれない。逆に玄宗の末期は戦乱により庶民を乱してしまった。少し考えさせられます。

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著者プロフィール

1924年-2015年。神戸市生まれ。大阪外国語大学印度語部を卒業し、終戦まで同校西南亜細亜語研究所助手を務める。61年、『枯草の根』によって江戸川乱歩賞を受賞し、作家活動に入る。その後、93年、朝日賞、95年には日本芸術院賞を受賞する。主な著書に『青玉獅子香炉』(直木賞)、『玉嶺よふたたび』『孔雀の道』(日本推理作家協会賞)、『実録アヘン戦争』(毎日出版文化賞)、『敦煌の旅』(大佛次郎賞)、『茶事遍路』(読売文学賞)、『諸葛孔明』(吉川英治文学賞)、『中国の歴史』(全15巻)などがある。

「2018年 『方壺園 ミステリ短篇傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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