素晴らしき家族旅行

著者 :
  • 毎日新聞出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620105123

感想・レビュー・書評

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  • 2016.01.03読了

  • 図書館で。前に毎日新聞で連載されていた時母が楽しく読んでいたので読んでみました。面白かったです。

    それにしても家族っていうのはなあ…という感想でしょうか。家族だからこそ腹も立つし、分かり合えたりもするし。お金が絡んでくるとさらに陰惨ですね。幸子さんは本当によくできたヨメだと思います。こんな人、なかなか居ない。林真理子さんの作品って実はほとんど読んだことないけれども見栄っ張りで体裁ばかり考えている人を書くのが上手だなあと思いました。オバサンが上手ですね。その分オジサンは今一つパンチが足りないかも。

    それにしてもいつになったら家族旅行に行くのかと思ったら特にどこか行くわけではなかったんですね。面白かったです。今度、下流の宴も読んでみようかと思います。

  • 昔、読んだ覚えがあるけど……。
    結末を覚えてないから、途中でやめたのかもしれない。

    幸子みたいな性格がうらやましい。
    私もいろんな人(ママ友とか)を味方につけて、姑にいろいろ言われてもへこたれないで暮らしていきたい。

    古い作品だから、28歳だかでもう「ハイミス」とか言われてる。
    今だったら28歳独身なんて当たり前のようにいるし、むしろ女盛りって感じだけどなあ。

    似たような家族の話で思い出すのは群ようこさんだけど、あちらの方がカラッとしているので私は好き。
    こちらは少々表現がエグいとこがあったりするので。

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著者プロフィール

1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍する。1982年、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を刊行し、ベストセラーとなる。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で「直木賞」を受賞。95年『白蓮れんれん』で「柴田錬三郎賞」、98年『みんなの秘密』で「吉川英治文学賞」、13年『アスクレピオスの愛人』で「島清恋愛文学賞」を受賞する。18年『西郷どん!』がNHK大河ドラマ原作となり、同年「紫綬褒章」を受章する。その他著書に、『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『愉楽にて』『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』等がある。

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