レディ・ジョーカー〈上〉

著者 :
  • 毎日新聞社
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本棚登録 : 1485
レビュー : 175
  • Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620105796

感想・レビュー・書評

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  • 一兆円企業・日之出麦酒を狙った未曽有の企業テロはなぜ起こったか。男たちを呑み込む闇社会の凄絶な営みと暴力を描く。
    人間描写が深いところがすごい、
    長いし読むのがしんどかったけど何か物足りない感じ。

  • 最初の手紙の部分が読みにくくて、ちょっと取っつきにくい。
    内容は面白いんだけど...

  • 難しい。
    一ページ目から難しい。
    一蹴されてしまいそうだったが、何とか踏ん張り淡々と進む物語を読んだ。
    上巻の終わりは先の展開が気になるようになっており、ここでも挫けそうだったが下巻を読んだ。

  • 疲れた…。まだ半分。初めの旧仮名遣いの文章から始まった時点でもう疲れ始めて、多くの登場人物や状況の細かいところが専門的な用語を散りばめて描写されて、なかなかページが進まない。多分、ストーリー的にはとても深くて本当の面白さはこういうところなのかもだけど、読書初心者としてはきつかった。下巻はストーリーの面白さで挽回できますように。

  • 2週間かかった。どう繋がるか分からないわ視点ががんがん転換するわ登場人物は把握できないわ目がすべるわ散々でした。最後の最後ちょっと面白くなってきて下巻に期待。
    週刊小説は週刊で読むべき。マジで。

  • 根源も論理も必然も欠いたまま、天皇とか、民主主義とか、差別といったそれぞれの魂は今や、車の排気ガスやカラオケの騒音に混じって、時代の只なかに不可視の綿埃のように漂っている。成長も消滅もせず、誰も取り除かず、誰かが関わりをもっているのだが、すでに社会的合理性を失い、言葉の喚起力を失って、それでも現にたしかに在るのは間違いない民主主義の綿埃に、なすすべもなく苛立つのだ。

著者プロフィール

高村 薫(たかむら かおる)
1953年大阪市東住吉区生まれ、現在大阪府吹田市在住。国際基督教大学教養学部人文学科(フランス文学専攻)卒業。外資系商社の勤務を経て、作家活動に入る。
1990年『黄金を抱いて翔べ』で日本推理サスペンス大賞、1993年『マークスの山』で直木三十五賞、1998年『レディ・ジョーカー』で毎日出版文化賞、2016年刊行の『土の記』では大佛次郎賞、野間文芸賞、毎日芸術賞をそれぞれ受賞し、新たな代表作となった。
『レディ・ジョーカー』を境として、重厚な社会派ミステリーから純文学に転向。織田作之助賞選考委員を務める。

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