レディ・ジョーカー〈下〉

著者 :
  • 毎日新聞社
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本棚登録 : 1230
レビュー : 136
  • Amazon.co.jp ・本 (443ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620105802

感想・レビュー・書評

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  • 【少々ねたばれ】ラストなぜあんな少女漫画のようなハッピーエンディングなんですか...途中でも身悶えするような場面(「祐介!」とか...)がちょいちょいあったが、さいごで毛髪全部もってかれましたごちそうさま もちろんそれ以外の要素も高村薫独特のスーパーリアリティにふさわしくとても緻密に力強く情景を描いていてすばらしい。長いのもあってちょっと前半はだるいですが こんなにすばらしい作品のなかにほもを見れてわたしは本当に幸せだよ...

  • 後半は一気に読み進んだ。前半ちょっと流し読みした部分が後からわからなくなったりしたけど、面白かった。
    登場人物が多く、場面ごとの書き方で映像として頭に入ってくる感じ。

  • 骨が太い。社会派小説。
    その昔、僕が幼稚園くらいだった頃、
    世の中は、グリコ事件に揺れていた。
    何が何だかはわかってはいなかったけど、
    すごいことが起こっているんだって、
    子供心は不謹慎にもわくわくしていた。
    うっすらそんな記憶がある。
    そんな子供心の裏の世界では、こんな世界が広がっていたのだね。

  • 奥行きがある内容。読み応えあり。

  • 【No.52】「納得する必要はない。辛いことが、辛くなくなることはない。自分の腹に収める場所を見つけるだけだ」

  • あいかわらず、あまり親近感のでる登場人物はいないですねえ。

    でも、話は結構引き込まれます。

    おもしろかったです。

    オススメしますが、字も小さく、中身も多く、話も結構重いので、本を読みなれた人でないと、きついかも。

  • これだけ犠牲者を出しても、事件の暗部は暴かれないんだぜ。やるせないね

  • 上下巻読み終わるのに一ヶ月以上かかったかも。

    意図したわけではないのだが、前回の『照柿』に続いて合田シリーズを選んでいた。

    同和問題、新聞記者、大企業、株や、次から次へと突っ込んだ内容が出てきて、どれほどの取材を重ねればこれほどのボリュームを書くことができるのか驚愕しながら読み進める。

    最後の方は、肝心のレディージョーカーよりも、合田がどういう着地を見せるのかそれが楽しみだった。

    『照柿』での合田の動きは少し不可解な部分があったけど、こういうシリーズの登場人物だと思えば納得できる。著者が合田を可愛く思っているということで、私がそれに気がつかなかっただけだ。

    こうなると『マークスの山』も読まねばと思いが浮かんでくるのだが、もうしばらくはちょっと軽めの本を読みたい。

    (合田シリーズのファンサイトを見つけたのでリンクしておく)
    http://donguri.sakura.ne.jp/~shell/godaholic/

  • 愚弟の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    犯罪が犯罪を呼び、増殖し続けるレディ・ジョーカー事件。犯人たちの狂奔と、それを覆い尽くす地下金融の腐臭は、いつ止むのか。そして、合田雄一郎を待つ驚愕の運命とは―高村文学の新たな頂点を記す、壮大な闇の叙事詩、ここに完結。

    合田雄一郎の葛藤が手に取るようにわかる。
    あと一つのつめができない。それはなぜか?
    とてもいい作品でよんでよかったと思います。

  • 2009年2月15日読了

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著者プロフィール

高村 薫(たかむら かおる)
1953年大阪市東住吉区生まれ、現在大阪府吹田市在住。国際基督教大学教養学部人文学科(フランス文学専攻)卒業。外資系商社の勤務を経て、作家活動に入る。
1990年『黄金を抱いて翔べ』で日本推理サスペンス大賞、1993年『マークスの山』で直木三十五賞、1998年『レディ・ジョーカー』で毎日出版文化賞、2016年刊行の『土の記』では大佛次郎賞、野間文芸賞、毎日芸術賞をそれぞれ受賞し、新たな代表作となった。
『レディ・ジョーカー』を境として、重厚な社会派ミステリーから純文学に転向。織田作之助賞選考委員を務める。

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