日曜日の夕刊

  • 毎日新聞社 (1999年11月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784620106052

感想・レビュー・書評

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  • 12編の物語。4月から始まり、3月で終わる。さすが重松清。工夫されている。お話もとても面白かった。でもなぜタイトルが日曜日の夕刊なのか少し理解しづらいところもあったので星4です。

  • ショートが12編。
    どれも心に突き刺さり、主人公の年齢に想いを馳せる。
    でも、自分はこんなにいろいろ考えて日常を送ってはいなかった。
    鈍感過ぎた。

  • 国語の教科書

  • 家族をテーマにした短編集。切なかったり温かかったり、どれも読後感が良い。どれも良かったけどとくに卒業ホームランは最高だった。

  • 目次
    ・チマ夫とガサ子
    ・カーネーション
    ・桜桃忌の恋人
    ・サマーキャンプへようこそ
    ・セプテンバー’81
    ・寂しさ霜降り
    ・さかあがりの神様
    ・すし、食いねェ
    ・サンタにお願い
    ・後藤を待ちながら
    ・柑橘系パパ
    ・卒業ホームラン

    重松清の作品って、子どもの頃の思い出したくないような青臭い過去や、ただいま現在の如何ともしがたい現実とか、掛け違ったボタンがようやく直ったりとか、とにかく心に何らかの作用を与えないことがない。
    上手いな~と思う反面、ことに長編などでは感動に誘導しようとする描写がくどくて辟易することがある。
    間違いなくここで感動するように、と誘導されると、いい年をしてまだ反抗期の私などは、うざいと思ってしまうのだ。

    でもこの短編集はいい。
    しつこくなる前に終わっているから。
    男女の仲、親子の間柄、学校の友達。
    相手を思いやり、でも素直になれない。
    素直になれない、でも大切。

    激しく心が動かされることはないけれど、じんわりと染みてくる一冊でした。

  • やはり、感動

  • *ひさびさに家族全員揃った日曜日の夕方、ちょっと照れくさくなったお父さんが、日曜日には夕刊がないことを知りつつ「えーと、夕刊は…」なんてつぶやいてしまう、そんな気持ちにささやかなエールを贈らせてもらいます。現実の夕刊が哀しいニュースで埋め尽くされているからこそ、小さな小さなおとぎ話を、12編。微笑んでいただくための短編集です*

    微笑んでいただくための…とありますが、どのお話も切ない。寂しい。読後、ちょっと引き摺ります。

  • 全話ではないが
    ちょっと合わないかも

    子供たちの「やべー」「まじ?」などの言葉使い、オヤジたちの独りよがり具合など。
    読んでいて楽しくない、、、

  • 短編集。軽い話の方が多い印象。
    一つ一つの話の長さもちょうど良く、テンポ良くサクサク読めました。個人的に一番好き・・・というか、心に響いたのは「後藤を待ちながら」
    「サマーキャンプへようこそ」「柑橘系パパ」「卒業ホームラン」も良かったです。
    日曜日じゃないけど、祝日にゆったりした気分で読めて良かったな。

  • 日曜日の父親に関する短編集

    読みやすくって一気によんだ。
    ところどころ泣けるとこもある。
    いい本だった。

  • しばらく読んでないのに無謀にも感想書いてみようとしている。
    それでも、短編のそれぞれのタイトル見ただけで、話が鮮明に思い出せるし、説明できそう。
    何度も読んだからなのか?それとも、印象に残る話しだったのか。
    買ったのは、確か中1の時?当時は、まだあんまり本買う方じゃなかったけど、それでもスラスラ読めた。確か、タイトルに惹かれたのと、最初をちょっと読んで、おもしろそうって買ってもらったの覚えている。
    衝撃だったのが、さかあがりの神様は、テストか模試か?どこかで3回くらい見た。他の作品も1回どっかで出てた気がする。
    テストのときに知ってる話し出てくるのって、すごくラッキーで、やったー得した。この本読んでて良かった―!!すごい本買ったーって思ってた。
    そんな思い出の本。

  • 短編です。
    最後の章が 泣けました。
    頑張っても 報われるか。。。
    このビミョーなご時世で、
    この主人公の気持ちが 全く自分とカブッて
    ぐいぐい 読んじゃいました。

  • いろんな一生懸命が詰まっている。
    それぞれみんな、それぞれの一生懸命を生きている。
    ほかの人から見たら、とてもささやかでちっぽけなものかも知れない。
    けれども、本人にとってはとても大切な宝物なのだ。

  • 古い読書履歴より。

    親子の微妙なすれちがいや、あたたかな心の交流など、情感ある家族の風景を描く。

    と紋切り型に言ってしまえばそれまでなのだが、この人の家族小説がなぜにあれほど切ないのかといえば、それは語り手がぎりぎりまでぼろぼろになりながらも、それでもなお心の読めない他者(それは妻だったり娘だったり息子だったりするわけなのだけれど)に対して胸をひらき、傷つけられることも覚悟でわかりたいと叫ぶ、針ネズミを抱き止める、悲壮な態度が見えるからだろうと思う。

    あとは、わたしがファザコンだから。。(笑)
    あまり語らずに黙々と家族に向かい合おうとする父親というのがどうしても自分の父にオーバーラップするのね。。


    読んでいるととにかくやるせなく、切なくなって泣けてくる。
    親の愛というものがもし本当にこんなにきれいならどんなにいいだろう、少しきれいに書きすぎているけれどもそれがこの作家の祈りであり願いなのだろうな、と思うとさらに泣ける。
    おそるべしキヨシ効果。

  • いろいろな家族や人とのつながりのお話。
    人生すべてがハッピーエンドにはならないけど…楽しい時も辛い時も必ず明日がやって来る。いかによりよい人生を送るかは自分次第、動いていかないとね。
    個人的にカーネションのお話が心にグッときた。

  • 『柑橘系パパ』に共感。自分も青春時代、父親が家にいないことが普通である状態になって、その結果理由もなく反抗していたことがありました。作者の重松清さんは、こういう青春時代の不器用さや言い表し難い胸中を真っ直ぐに表現する、素晴らしい作家だと思います。ただ他の著作がより良いので星3つ。中学生に読ませたい1冊。

  • 図書館の棚から作家で選んだ本。
    短編小説の本は、初めの方の作品が印象を左右するけど、この本は初めが良くてしりすぼみに終わったパターンでした。でも、最後で盛り返したから星4つです(*^^*)

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    ひさびさに家族全員揃った日曜日の夕方、ちょっと照れくさくなったお父さんが、日曜日には夕刊がないことを知りつつ「えーと、夕刊は…」なんてつぶやいてしまう、そんな気持ちにささやかなエールを贈らせてもらいます。現実の夕刊が哀しいニュースで埋め尽くされているからこそ、小さな小さなおとぎ話を、12編。微笑んでいただくための短編集です。


    内容(「MARC」データベースより)
    キャンディーの包みは皺を伸ばして重ねる。休日のスケジュールは時間の流れも、盛り沢山の内容も、コストも旅行会社に売り込めるほどの出来。そんなチマ男と相性の合う女の子は…。『サンデー毎日』連載の短編小説を収録。


    ・チマ男とガサ子
    ・カーネーション
    ・桜桃忌の恋人…太宰治
    ・サマーキャンプへようこそ
    ・セプテンバー`81
    ・寂しさ霜降り
    ・さかあがりの神様
    ・すし、食いねェ
    ・サンタにお願い
    ・後藤を待ちながら
    ・柑橘系パパ
    ・卒業ホームラン

  • 夕刊の来ない日曜日の夕方 ささやかな身の回りのことを深く見つめて・・・重松さんのお得意の世界 人の心の中を上手に読み取る

  • 短編集。
    「チマ男とガサ子」「さかあがりの神様」「後藤を待ちながら」
    「卒業ホームラン」など良かった。
    泣きこそしないものの胸に響く作品がいくつか。
    表紙がいとうひろし氏というのがまた良い!

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著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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