本能寺〈上〉

著者 :
  • 毎日新聞出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620106137

作品紹介・あらすじ

破格の天才、織田信長の常識を打ち破る軍略を得て、麾下の光秀、秀吉、勝家ら神速を誇る機動軍団が修羅の戦場を征く。池宮戦国歴史小説の到達点。類例なき新たな信長像の誕生。

感想・レビュー・書評

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  • 美意識の強烈な信長、そして信長に才智が非常に愛された光秀。やや荒っぽく、この著者独特の解釈というか考え方が反映していますが、アレクサンドロスの時代より親しみがある時代だということ、そしてテンポの良さであっという間に読んでしまいました。信長という人物は本当に革命的、不気味なほどの合理主義者であったことが良く描かれています。

  • 信長擁護が気になるが、おおよそこんな史実なのでは、と思わせる説得力がある。下巻が楽しみ。

  • 上巻は長篠の戦いが始まるまで.信長,光秀などを独自の人物観で語っていてよく知られている史実でも新たな感動を持って読める.

  • 信長と光秀の出会いから始まる。歴史小説として、目から鱗みたいな部分もあり、信長と光秀の描写も説得力がある。引き込まれたが、終盤に裏切られる。本能寺に至る部分で他を俗説と切り捨てながらの内容は仮説にもならず、全く説得力がない。結末に持っていく為の伏線というより小細工が不自然。せっかく築いた信長、光秀像まで壊してしまっている。もったいないの一語。

  • 池宮彰一郎のなにがすきなのかと聞かれたら、説得力なのだと思う。史実をしっているのに読めないストーリー。明智光秀ってもしかしたらこういう人だったのかも・・・と思わされます。

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