新宿鮫風化水脈

著者 :
  • 毎日新聞社
3.61
  • (13)
  • (27)
  • (41)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 201
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (443ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620106151

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 母が借りてきてくれて読んでみた。
    「新宿鮫」シリーズって有名みたいだけど初めて読んだ。しかもシリーズ8作目(笑)
    この人の作品も初。

    地名の説明とか歴史の話が多くて初めすごく読みにくかった。から読み流した。

    でも最後はハラハラしたし、人間ドラマも描かれててなかなかおもしろかった。でもやっぱりシリーズは1から読むべきかな。もっと楽しめたと思う。

  • 真壁かっこよすぎだろ。伏線全てをしっかりと回収するところ、当たり前だけど大好き。後半部分で点がどんどん線になってくとこすごく読書の気持ち良さが味わえる。自分が読書ではなく登場人物になってしまうヒリヒリ感もバッチリ!他のシリーズも読むどぉー

  • 新宿鮫シリーズで、初めてちょっと泣けました。
    今回の7作目はやたらと新宿の歴史や警察の体制などの説明が多くて、いつもと違うかなーという印象でしたが、ラスト、よかったです。
    登場する老人も女性も芯が強くて憧れてしまいます。
    面白かったし、感動もしました。

  • シリーズファン向き内容で、熱烈ファンではない分少々飽きも感じた。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/9622511.html

  • 新宿鮫シリーズで、何作ぶりかにいいものを読んだ、と思えた。地勢学的な追求のプロセスがストーリーの進展に重なり、味わいの深さではシリーズ中、出色。タイトルがピタッとはまり、鮫シリーズの再浮上に安堵した。

  •  ご存知、かどうかは分かりませんが、「新宿鮫」シリーズもこれで7作目。個人的には5作・6作と直木賞受賞後の2作にちょっと質落ちを感じて不満だったんですが、本作はちょっと復調の兆しありかな。ところで、このシリーズってどの程度ポピュラーなんでしょうか?たしかシリーズものとしては初の直木賞受賞(4作目「新宿鮫無間人形」)だったはずだから、それなりに評価はされているんだろうけど。
     このシリーズを全然知らない人の為に簡単に紹介しておくと、これは「新宿鮫」と呼ばれる、わけあって警察内部でも孤立した一人の刑事を主人公にした小説です。もちろん舞台は新宿。本当に簡単に(笑)。
     さて、本作の特徴を挙げるとすれば、きっと新宿という街に対するこだわりのようなものを改めて主要なテーマとしている事でしょうか。事件捜査の中で過去を洗い出す作業をしていくと、そこには当然、事件の舞台となった新宿という街の過去から現在へと続く様々な営みが現れてくるわけです。今回はその辺りがかなりかき込まれています。読んでいて最初のほうはちょっとくどいような気もしましたが、途中からは納得しました。
     ラストはちょっと甘いかなぁって気もしなくもないですが、相変わらず脇役の人物造形が秀逸で、たっぷり楽しませてもらいました(^^)。
     ちなみにシリーズものですがそれぞれ一応完結してます。ただ、登場人物は主人公以外も重なってますので、やっぱり1作目から読む方がいいかも(^^ゞ
     私は第2作「毒猿」が一番好きです。

  • 新宿鮫シリーズが人気なのがよく分かる。文句なしに面白い。
    警察小説の体裁をとっているが、ハードボイルド的な小説である。
    新宿を舞台とし、街の歴史や息使いをふんだんに織り交ぜながら、そこに根付いた人たちの人間模様を描ききっている。

  • つながった。なんか、粋だね。

  • 新宿鮫シリーズ読了。大沢作品エンディング旨いよねえ(^^)。鮫に語らせる警察機構の芯のようなものが、大沢さんの主題なのかなあ?どれを読んでも読み応えあり。お薦めの一冊!

  • 新宿に行ったことはありませんが、新宿近辺の地理に詳しくなれそうなほど今作では新宿の地理が細かく説明されていました。
    頭の中に地図を広げるのは苦手ですが(建物の設計図も苦手)、その地理が細かく説明されていた理由も新宿の歴史に絡めてのことだったと分かり、地理同様に新宿の歴史についても詳しくなれた気がしました。
    新宿の地理・歴史が説明されていたこともあり、今回は新宿という場所がキーとなっており、タイトルの「風化水脈」については読み終わってみるとなるほどなぁという気分になりました。
    今作で遂に真壁が出所し、真壁と鮫島とでまた一波乱があるのかと思ったのですが、その一波乱は予想外の一波乱で面白かったです(にこにこ)。
    また、晶との関係は「氷舞」からあまり進展していないようで、2人の間にはいまだに溝があるようでしたが、その溝も少し埋まったようで少し安心しました。
    過去に繋がりがあり、過去に関係し、過去に縛られるいろいろな人々が絡み合い繋がり展開していく物語とその複雑な人間模様が面白かったです。

全18件中 1 - 10件を表示

プロフィール

1956年愛知県生まれ。慶應義塾大学中退。79年『感傷の街角』で第1回小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年『新宿鮫』で第12回吉川英治文学新人賞および第44回日本推理作家協会賞、94年『無間人形』で第110回直木賞、2004年『パンドラ・アイランド』で第17回柴田錬三郎賞、10年第14回日本ミステリー文学大賞、14年『海と月の迷路』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

大沢在昌の作品

ツイートする