- Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620106601
感想・レビュー・書評
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やったら土方と山南が話すとき、お互いの名前呼ぶのでそれに吹いてしまう。
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よくしゃべる土方さんに違和感・・・。司馬作品の土方さんのイメージが強すぎるのかも。下巻の最後まで読み終わったときは「こんな奇想天外な展開、ありえん!」と思いましたが、土方さんに関しては史実としてハッキリ分かっていない部分の方が多いようで。そのグレーゾーンをうまく小説に仕立ててるな~。
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上巻のラスト辺りからはもう箱館に向けて動く土方さんが主ですが、前半の土方さんに託す為に最期の力を振り絞る山南さんが格好良いです。そしてその時に託された事を元に夢に向けて動き続ける土方さん。様々な人が持つ夢に向けての思いが複雑で面白いです。生き続けようとする土方さんが良いです。
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読みやすい、しかし好き嫌いが分かれるところ。
直前に浅田次郎の「壬生義士伝」を読んだので、
情緒的な部分がこちらには足りない気がしてならない。 -
2003年2月26日読了。
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ハードカバー上下巻で完結。
司馬遼太郎が作った土方をイメージして読むと違和感があると思う。 -
土方。山南。
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何で読んだんだっけ?
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「おまえの夢のために、俺の命など、屑のように使ってくれていい」(山南)
土方さんが新国家計画を夢みる、ちょっと政治的なお話かと思います。池田屋事変が終わってからスタートするので、あんまり新撰組は出てきません。
時代の流れをとってもよく考えている土方さんが新鮮です。うまくいってれば、蝦夷地にもうひとつ、日本が生まれていたかもしれない・・・。
殺陣のシーンがうまくて、読みながら時代劇のワンシーンが思い浮かぶようでした。 -
なんなんですか!!この、ものごっつ強い副長はぁッ!!!!!
こんな強い男、護衛なんかいらないですよッ!!!
中村半次郎と互角に戦ってますよッ〜〜〜!!!!!
土方受の人が読んだら卒倒しちゃうくらいに、この土方さんは格好良いです!!
はぁ〜、なんなんでしょうね、この土方さんは……。最強ぉ。
そして、山南さん、漢ッス。土方と男の熱い友情を見せてもらいましたぁ☆
忘れたらいけないのが、姫・慶喜vvvもう、姫!!決定ッ!!!
可愛いです。儚いです。守ってあげたいです!!
相馬と野村は名前が出てきただけのような扱いなんですが、まぁ、北方先生にはあんましこの二人の記述はして欲しくないので、良かったです。難を逃れた(-_-)ホッ。
物語としては面白いと思いますよ。男のロマンです★☆★
伊庭・星・春日などの美形が出てこなかったから華には欠けてますが、原田とか大石とかが良い味をだしてましたね。
でも、あんだけはじめの方に出張っていた沖田の扱いが最後は
そんな奴もいたなぁ、みたいな感じだったのが淋しかったです。
もっと、沖田が病気で苦しんで、剣で戦い死にたかった…という描写が欲しかったかも。
さらっと、気付いたら死んでいたもん。
なにはともあれ、久兵衛が素敵でした。オリキャラ久兵衛、格好良かったデス!!!
変態さんではありましたが、その壊れ方がなんともいえなかった。
なんだかこんな微妙に素敵な変態さんに会えたのは久々かも。
この小説の真の主人公は久兵衛です!!間違いありませんッ!!!