小さき者へ

著者 :
  • 毎日新聞出版
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感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (401ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620106625

感想・レビュー・書評

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  • 子供を持つ親として読んでみました。いろいろなケースがあるなぁと。勉強になったかんじ。

  • 息子と田舎の老母の板挟みになる父親、不登校で家庭内暴力をふるう息子へ意志の疎通を図ろうともがく父親・・・・・。
    重松清はくたびれた中年を描くのがうまい。
    いわゆる負け組、と評されるサイドの人間の意地とか信じたいモノを描くのがうまい。
    この短篇集もそんなうまい作品が粒を揃えているが、その粒から抜きんでるものはなくて、良くも悪くも意外性のないおなじみの味わいになっているように感じた。

著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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