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- Amazon.co.jp ・本 (401ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620106625
感想・レビュー・書評
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子供を持つ親として読んでみました。いろいろなケースがあるなぁと。勉強になったかんじ。
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息子と田舎の老母の板挟みになる父親、不登校で家庭内暴力をふるう息子へ意志の疎通を図ろうともがく父親・・・・・。
重松清はくたびれた中年を描くのがうまい。
いわゆる負け組、と評されるサイドの人間の意地とか信じたいモノを描くのがうまい。
この短篇集もそんなうまい作品が粒を揃えているが、その粒から抜きんでるものはなくて、良くも悪くも意外性のないおなじみの味わいになっているように感じた。