コンタクト・ゾーン

著者 :
  • 毎日新聞出版
3.51
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本棚登録 : 119
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (510ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620106694

感想・レビュー・書評

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  • 30代後半の女性3人のサバイバル物語。

    かつて植民地だった国の抱える問題、民族紛争、ゲリラ、イスラム・・・何か遠くの国の話がとても身近に迫ってくる作品です。

    とは言えフィクション。
    よくここまで緻密に書き上げたなと感心しきり。
    最初から最後まで引き込まれまくって、510ページという分厚い本ですが、一気に読んでしまいました。

    篠田節子さんの描く強い女性が好きです。

  • 文句なしに面白い。500ページ止まらない。

  • 南の島で内戦に巻き込まれた3人。
    内戦の悲惨さと生き方について深く切り込むかと思えば、浅く流していく。

    サンデー毎日に連載したものだけに、どたばた劇という感じもする。

    取材先はしっかりしているようだ。
    宗教的な課題と政治的課題と民俗的課題が、不可分だということがいいたかったのかもしれない。

  • どこに分類できるだろ、コレ。<br>
    すっごいサバイバルな話。女性は強い(笑)

著者プロフィール

篠田節子 (しのだ・せつこ)
1955年東京都生まれ。90年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。97年『ゴサインタン‐神の座‐』で山本周五郎賞、『女たちのジハード』で直木賞、2009年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞、11年『スターバト・マーテル』で芸術選奨文部科学大臣賞、15年『インドクリスタル』で中央公論文芸賞、19年『鏡の背面』で吉川英治文学賞を受賞。ほかの著書に『夏の災厄』『弥勒』『田舎のポルシェ』『失われた岬』、エッセイ『介護のうしろから「がん」が来た!』など多数。20年紫綬褒章受章。

「2022年 『セカンドチャンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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