哀歌〈下〉

著者 :
  • 毎日新聞出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620106939

作品紹介・あらすじ

「鳥飼さんは必ず受けた運命を受諾する」いつ終わるともしれぬ部族虐殺の渦中で、鳥飼春菜を襲う悲劇。信仰とは何か、本当の愛の意味とは何かを問う、ファン待望の長編小説。

感想・レビュー・書評

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  • 主人公 春菜の心の葛藤に感極まり 涙が 止まらなかった。
    悲惨な経験をさせられ あまりにもかわいそうすぎるだろうって思ったが、
    やはり 救いはあった。
    20年後の二人の再会場面を読みたかった。
    これは、物語なのだろうけど 本当にこんな殺戮があったなんて 信じられない。人間は、抵抗がなくなるんだと思うと 怖くなった。

  • 読み終えても、軽々と感想など書けない心境です。
    私にはわからない事が多過ぎて・・・<Br>

    前半はアフリカの貧困と飢餓と動乱、そして、部族虐殺。
    それらを目の当たりにした日本人修道女。
    それだけでも辛い出来事なのに
    後半ではレイプ、妊娠。<br>

    修道女という立場でそういうことになったら・・・。

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著者プロフィール

1931年東京生まれ。聖心女子大学卒。93年恩賜賞・日本芸術院賞受賞。2003年文化功労者に。2012年菊池寛賞受賞。著書に『人生の収穫』『「群れない」生き方』『人間の道理』『老いの道楽』等多数。

「2022年 『未完の美学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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