異端の大義 (下)

著者 :
  • 毎日新聞社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620106991

感想・レビュー・書評

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  • どのように、這い上がるかと思っていたが、外資を経由しての再登用とは。カイザーはPhilipsがモデルかな?

  • 最近読んだ本の中では、深く感動した1冊となりました。 海外を長く歩んできたサラリーマンの主人公が帰国し、日本の企業社会でさまざまな苦労を重ねます。 同期の嫉妬と罠、左遷、畑違いへの部署への転勤、そして自主退職。 構造不況の実態から、地方工場の閉鎖にともなう関係者の悲哀、中国ビジネスへの挑戦、1つの巨大企業の終焉、銀行や投資ファンドの現実など、内容が豊富で、読み応えがありました。 主人公が40代後半、家族構成が高校生と大学生になったばかりの子供や病気の親など、いまの自分の状況と似通っていますので、共感する部分も大きかったです。 楡周平さんのほかの本も読んでみたいとおもいました。

著者プロフィール

1957年生まれ。米国系企業に勤務中の96年、30万部を超えるベストセラーになった『Cの福音』で衝撃のデビューを飾る。翌年から作家業に専念、日本の地方創生の在り方を描き、政財界に多大な影響を及ぼした『プラチナタウン』をはじめ、経済小説、法廷ミステリーなど、綿密な取材に基づく作品で読者を魅了し続ける。著書に『介護退職』『国士』『和僑』『食王』(以上、祥伝社刊)他多数。

「2023年 『日本ゲートウェイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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