結党!老人党

著者 :
  • 毎日新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620107134

作品紹介・あらすじ

立ち上がれ爺さん!怒りを叫べ婆さん!本気でこの国のために闘えるのは、老い先短い老人だけだ!『混合男児』が好評の新人が放つ笑って泣ける痛快政治コメディ。

感想・レビュー・書評

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  • おじいさん大活躍小説を友人と一緒に探していて見つけた1冊。
    この本はまさにおじいさん大活躍小説だった。

    主人公の宮下辰夫さんは内閣総理大臣に指名される夢を見て、自分のような老人だからこそ国のために出来ることがあるのではないかと考え始める。
    一人から始めた演説はどんどん賛同者を増やして「老人党」を結成するまでに至る。

    宮下さんの一人称の語りはまるで日記のようで、事実と思ったことがただ淡々と記されているという印象。
    最初はすごく違和感があって、なかなか物語の中に入れなかった。
    でも政治や法律に関する知識はたぶん私と似たり寄ったりだと思われる人たちが、信じる国にとって1番いいと信じることのために全力を尽くす姿はとても素敵。
    優しい人柄にも好感が持てる。
    ライバル政党には嫌な人しかいなくて、老人党にはいい人しかいないという単純な図式はどうかと思ったけれど。
    あとあと、ちょっとうまくいき過ぎじゃない?と思わなくもなかったけれど。

    老人党の考える政治の形がベストなのか私には正直よく分からないけれど、でも最初に決めたことをここまで貫ける人って今の国会には確かにいないように思う。
    いや、気持ちがあっても宮下さんの言うようになかなか行動に移すのが大変だったりするのかもしれない。

    でも老人は守るものがないと何度も演説で繰り返されるけど、そんなことないんじゃない?と思う。
    1番違和感があったのはそこかもしれない。
    嘘だと言いたいわけではなくて、もしも本当にこんな風に動ける人がいたとしたら、その人のモチベーションはもっと違うのではないか。
    はっきり言葉に出来ないけれどそんな気がした。

  • 見たのは本ではなく、WOWOWドラマの方だが
    あまりにも良かったのでこちらに記しておく。

    まず、主役の笹野高史。
    適役、と一言で言ってしまうのがはばかられるぐらい、
    ものすごいハマリ役!
    この人を中心に動いていくストーリーと人物情景に
    心を動かされた。

    この人のくしゃくしゃーっとした笑顔には
    人柄の良さが表れていて、見る者を温かい気持ちにさせる。

    不安や気後れを感じつつも、
    正しいことは正しい という姿勢で、
    自分たちの私利私欲だけしか考えない不正な政治家を追い出して、
    次の世代のために国政をきれいにして渡そう!と演説する姿、
    それを見て徐々に賛同者が増えていくさま…

    ありえないと思う一方、
    主役の言動のひとつひとつがとても現実的で毅然としていて、
    それが人とのつながりを生み出した結果
    あちこちに心打たれる情景があり、
    何度も涙を…悲しい涙ではなく、心温まる涙を誘った。

    渡部篤郎、市毛良枝、本上まなみもよかった。

    芦田愛菜ちゃんの小さい頃の出演作でもあったんだなぁ。
    と、最後にびっくりした。

    いやーー…心がホクホクする、いい作品だった!

  • 気楽に一気読み

  • 作者を見て期待して借りた。
    かなり面白く読め、勉強になった。
    今後もこんな作品が読みたい。

  • 都合良く話が進みすぎると感じる部分も多かったけれど、
    小説小説。純粋に楽しく読めました。
    こんなに元気でエネルギッシュなお年寄り。
    確かに自分の周囲にいる高齢者もお金と暇を
    持て余しているみたいだし、私たちの中年世代より
    よっぽど元気だもんね。

    老い先短く失うものが少ないとはいえ、
    活動にはお金もかかかるじゃない?。
    日々の生活困ってないってことだよね。
    あぁやっぱり高齢者はそんな余裕のある暮らし
    してるんだー。いいなぁ。
    私もそのくらいの年になった時、
    お金の心配をしなくていい生活できるかな?
    ちょっと望み薄だろうな・・・はぁ。

  • お気楽に読むなら良書。細かいことを言わなければ、ぶっ壊して屋的おもしろさあり。
    調査の綿密さ・緻密な構成・人物の深い描写が欲しい方には不向きです。
    個人的には、作者の言いたいことをストーリー構成ではなく、全部主人公のセリフで言ってしまっているとこや、出来事の前後で考え方や視野の変わらない登場人物ばかりで、ちょっと残念。

  • 面白かった。

    選挙ではもっとドロドロした攻防が行われるのかと思ったけど、サクサク進んでちょっと物足りない。

    でも老人党のみんなのまっすぐな気持ちがほんわかする。

  • 平成24年12月16日(日)は衆議院議員総選挙の投票日です。
    選挙はなぜ行われるのか?また選挙に出馬するにはどうしたらよいか?選挙活動としてしていいことと法律にふれることなどなど。選挙に必要な知識をこの小説から学びませんか。普通のお年寄りがひょんなことから国会デビューしてしまった。本気でこの国のために闘えるのは、老い先短い老人だけだ!(フィクションです)

  • これは面白い!一気に読んだ作品。

  •  年寄りを大事にしない国になった日本。 夢のような物語(?)だけどスカットした。

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