喜の行列 悲の行列

著者 :
  • 毎日新聞社
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本棚登録 : 73
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620107295

作品紹介・あらすじ

運命を変える48時間。手に入れたのは喜びか?悲しみか?エンターテインメント長編。

感想・レビュー・書評

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  • これだけ主人公を動かさずに人と出来事を絡ませる
    のだから仕方ないとは思うけど、やっぱちょっと
    予定調和感が。あとぼくはもっと嫁と絡みたいです

  • バラバラの登場人物が一つずつ繋がっていく。もしかしてこれはあれと繋がってる?と思う時の高揚感に釣られてまた読みたくなる。作者さんにやられてるなあと思いながら....周囲に喧騒をよそに全くいつもの日常で終わる。エンディングがまた憎い。ドラマを見たときは三谷幸喜?などど思っていたのだけど原作読めば違いが解る!!!

  • 定年を間近に控えた”宝福喜朗”という縁起のいい名前をもった平凡な男が家での禁煙解除を交換条件で正月2日にデパートの福袋を買う為に大晦日から並ぶ。 この2日間行列に並んだ人たちにおきる出会いと人間模様。ひき逃げ、誘拐、ひったくり、無理心中といった事件を何もしなかった”宝福喜朗”が解決・・・・

  • 幸福善郎という、平凡なサラリーマンの平凡な生活が周りの人の人生を変えてしまう、ユーモラスな作品。作者のゆる〜いながら的確な、心理描写が面白い。

  • 長かった……

    話の絡み方や展開の意外性が面白かったけれど、小説というよりは、ドラマの脚本を読んでいるような気になりました。

    福袋の行列ひとつでここまで大事になって、でも事の発端になった主人公は何も知らず普通に帰っていくという構成は見事でした。

  • NHKのドラマの原作ということで購入。

    福袋を買うための行例に(大晦日からではないが)並んだことがあるので,実感を持って楽しめた。

  • 大晦日から並んでデパートの福袋を買うことになった定年間近のおじさん。嫌々だったものの、行列での交流を楽しんでいる。一方で、家族や行列メンバーはかなりのドタバタに巻き込まれていく。長~いけど楽しめる群像劇。

  • 定年間近のサラリーマンが大晦日、福袋を買うために
    デパートの前で行列に並び年を越す事になるんだけど
    小さな事件がどんどん連鎖していき・・・というコメディ。

    面白かったです!コメディ系だけどミステリーにもなるのかな?
    印象にも残りやすい話でした。
    奥田さんの伊良部先生シリーズが好きな人は
    すんなり読めるんじゃないかな(笑)

  • 初めての藤田著作。直木賞作家だということと、この作品がドラマ化してたことがきっかけで読んだのですが、いわゆるリンク系のミステリ&サスペンスのエンタメ小説で面白かった。ただ少しインパクトとか展開に弱いところがあって、途中はわりとだらだらしていたのでやけに読破に時間がかかりました。こういう形の作品に登場人物が多いのは付き物ですが、ひとつひとつの伏線や連鎖が少々分かりにくい。けれど設定としては、大本の主人公は物語中ひとつの場所からほとんど動かない「行列」の中にいて、その周囲で彼を中心軸にしながら物語が進んでいく…という構成はとても希少で面白かったです。新しい形かも。あとは「行列」に対する概念が良かった。たまには何かを延々と待ってみるのもいいかも。そういう意味では非常にアクティブというか、読後が爽やかなお話でした。

  • ドラマ化された作品です。

    内容が深くてすごくおもしろかったです。

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プロフィール

1950年福井県生まれ。早稲田大学文学部中退。パリ滞在中エール・フランスに勤務。76年『野望のラビリンス』で小説デビュー。95年『鋼鉄の騎士』で第48回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。その後恋愛小説へも作品の幅を拡げ、99年『求愛』で第6回島清恋愛文学賞、2001年『愛の領分』で第125回直木賞、2017年『大雪物語』で第51回吉川英治文学賞受賞。著書多数。

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