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Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784620107301
感想・レビュー・書評
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瀬戸内寂聴が「ぱーぷる」というペンネームで書いたケータイ小説。この小説を書いたとき著者は80歳を超えていた。その内容の若々しさ、みずみずしさに驚いた。さすがに大作家は違う。
内容は現代を生きる十代の恋愛小説。よくある内容といえばそうだが、主人公の心模様の表現は単なるケータイ小説とは違う。人を思う心を表現する言葉の多彩さ、細かな心理を表現することは著者ならではであろう。また時代は変われど恋愛、人を好きになるという心は普遍なのであろう。ストーリー展開、登場人物の個性等、読む人を引きつけて放さない。久しぶりの純愛小説で最後まで一気に読んでしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
瀬戸内寂聴さんはチャレンジャーですね。さらっと気軽に楽しく読めました。ケイタイ小説って、最後はハッピーエンドにはならないのがお決まりなのでしょうか…スイセンさんに寂聴さんを感じました。
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瀬戸内さんがペンネームで書いたケイタイ小説とのことでそのつもりで読めば、なるほどな感じ。でも所々で作家様が見え隠れしてそれを探すのが愉しでした。そんなバイタリティ見習いたい。
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2009/01/09読了
当時話題作だったしすごく気になったので読んでみた。
話は短文が多くて思ったより早く読めた。
齢80を超えているのに何だこのアグレッシブさは!
内容も源氏物語だなあとかふと思いながら。ぱーぷるさんの作品としては申し分ないかもしれないが、一般的な作品として読むと、いささか残念。まあ携帯小説なのだから仕方がないというかなんと言うか。
終盤はとてもあわただしいし、そのー、携帯小説十八番の彼氏が死ぬだとか妊娠するだとかいう定型文にあやかろうとしているのが見て取れる。ラストに無駄になぜヒカルを殺したのか。それが納得いかん。
次に周囲の環境が謎設定。
「すさんだ」とか言う割にはそうでもない。
バイト先の父親も普通。
あと、お笑い芸人という立場の人間を研究しきれていない。さいごに、これは古文をやっているから仕方の無いことかも知れんけど、見ているこっちが恥ずかしくなるような比喩の乱用が気にくわんかった
まあヒカルの本音もよくわかんなかった。
でも、著者の努力と好奇心はリスペクトする。 -
書籍番号
M110129-035-9784620107301 -
瀬戸内寂聴の携帯小説。
いわゆるケータイ小説を模倣したというわけだが…、で、この人結局何をしたかったの?
うまくケータイ小説になっている。だからこそ寂聴らしさが全然なくて、いい作品とは思えなかった。
この作品、本で読むといかにも陳腐に見える。
伏線の張りかたも、「ケータイ小説だからこんなもんでしょ」の想像をうらぎらない。
ある意味すばらしい技量のなせる技ともいえる。
他のケータイ小説の「お約束」が踏襲されるが大きな破綻はないということである。
この点、ケータイ小説と水戸黄門は似てる。
お約束をちりばめて、パッケージだけ変える。
一歩引いて見ている分にはどちらも面白いが、それは別に後世に残るようなものではなく、消費文化だろうと思う。
ところで…この作品のモチーフの中の、もっとも大きなところに源氏物語が使われている。
瀬戸内寂聴は、携帯で読ませるものを書く実験をしてみたつもりなんだろうが、
結果的には凡俗なケータイ小説に落ち込んでしまっている。
だから、源氏物語を陳腐な不倫が眼目の物語として扱ってしまったように見える。
ま、実際古典文学なんて、陳腐なストーリー立てといえばいえるから、仕方ないのかもしれないが。
翻訳は原文で読むべしというのと同じで、古典も原文で読まないと、その作品の空気はわからないもの。
『読み違え源氏物語』と同じようながっかり感が残る。 -
ケータイ小説は普段読まないのだけれど、おもしろかったです!
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悠璃は、家計を助けるために始めたアルバイト先で、光という青年に出会った。
彼はイケメンなのだが、片方の頬には酷いあざがあり、
あまり人を近づけないような雰囲気を持っていた。
悠璃は彼のことが気になりだすが、片思いだとあきらめていた。
瀬戸内氏のチャレンジ小説。
書き方や内容はケータイ小説ですが(お約束のものが全部入ってます)、
物事の背景にツッコミどころが無いのが、他のとちがいます。
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瀬戸内寂聴さんが書かれたケータイ小説ということで読んでみたが、うーん、よくわからない。2009/4
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ネット上でも話題になった、作家であり尼僧でもある、瀬戸内寂聴さんがケータイ小説サイトにてペンネームで執筆した作品。
運命の恋におちた女子高生の、深く甘酸っぱい青春物語です。
いとう -
瀬戸内寂聴ということを知らなかったら読まなかっただろうケータイ小説。それなりに期待していたのですが、本当に『イマドキのケータイ小説』として書かれたようで、試みは評価しますが、作品としては正直がっかりでした。単なるご都合主義な小説にしか思えません。(2009.11.22読了)
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分類としては携帯小説。
携帯小説とは、どんな感じかなぁ…と手にとっても苦手な感じの文章なので購入したことはなかったのですが、こちらは瀬戸内寂聴先生の著作なので買ってみました。
う〜ん…携帯小説の売れ筋を良く研究して書かれてます。
それにしても携帯小説って……以下略。
紅は、ハッピーな作品が好きです。
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ケータイ小説で読みました。
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良く言えば、上手くケータイ小説のノリで書けている。悪く言えば、ケータイ小説のあり得ない設定に引く。寂聴さんが書いたと聞いて読んでみたが、やっぱりケータイ小説が嫌いなので☆3つ。
でも、挑戦された寂聴さんには☆5つですね(笑)。 -
瀬戸内寂聴さんが書かれたケータイ小説ということで、興味を持って読んでみた。
読みやすいのだけれど、現実っぽくなく、何かこう作られたものという感が否めなく、
過去のケータイ小説と同じで、無理やり哀しい結末に引っ張っていかれた気がする。
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ニュースで知って読んでみた。
知らずに読んで彼女の文章だとわかるだろうか。
私には無理。
子を置いて家を出たスイセンさんが著者と重なる。
源氏の設定は現代に移しても、なお、生々しい。
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