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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784620107738
感想・レビュー・書評
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上巻ご参照ください。
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アジア通貨危機をもたらしたものが、ワシントンコンセンサスというのならば困った者だよ
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米政府やIMF、世界銀行などの「ワシントンコンセンサス」にのっとって、国家を意図的にデフォルトさせるという陰謀論めいた話もあり、勉強になりました。サラリーマンの悲喜交々に、羨望しました。
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ソブリン債務なんて言葉は新聞などでしか見たことがなかった。トルコ(赤い三日月)に融資するため、トルコや社内の抵抗勢力を相手に奮闘する銀行マン。格好いいです。人生をかける仕事として、面白そうです。大変そうだけど。
著者は学生時代、箱根駅伝に二度も出場されたそうです。文武両道の方って実在するんですね。 -
トルコの債務危機が舞台。債務危機に陥った国は、インフレやデフォルト…さまざまな経過を辿るが、無事に済むということはほとんどない。財務省の官僚や銀行、国際金融機関と国家の債務危機では多くの利害衝突が存在することを痛感した。
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下巻になって、マーケットチェンジよりも厄介な問題が持ちあがって、結構楽しめました。
なにぶん自分もサラリーマンなので、上には楯つかない、ってのが基本ですが、主人公の業務に対する真摯な対応や、顧客の将来を考えての行動等、ひかれるところが多々あります。
ここまで誠実になれるか、といわれると、ちょっと苦しいと思いますが、
やはりビジネスの基本は真面目であること、と再認識した気分もあります。
ストーリーとしては、どちらかというと平坦ですが、サラリーマンならば、誰もがうなづいてしまうような場面もあり、自分としては楽しめました。 -
・ウォール街とワシントンがつながっていること。・IMFと世銀が事実上の米の傘下にあること。・バンカー達は自国の為に働いている方が、そうでないより誇りに思うこと。を改めて知りました。
1961年東海道新幹線はIMFに80億ドルの融資を受けて建設されたことを知りました。1985年プラザ合意前なので、およそ2兆8000億円かかったことになるかと思います。その額を考えると、金利や手数料だけで相当額のお金が動いたことに驚きます。
黒木さんの小説を読んで、改めて金融の複雑さに驚かされます。それと同時にそれを理解しているバンカー達の聡明さに羨望の眼差しを向けます。こんな世界もあり、こういう聡明な人達もいるのだなということを、エンジニアとしての自分のカンフル剤として、社会人を頑張っていこうと思います。 -
難しい経済用語と、聞き慣れないトルコの人名で、途中でやめようかと思いましたが、何とか読了。
全く知らない世界を知るおもしろさはあったが、物語としてのおもしろさはなかったかな。 -
若き銀行マンの奮闘を描く。すごく面白い小説でした。
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仕事柄、専門用語やストーリーは頭に入りやすいのだが、小説としてのワクワク感が少し欠けていたかな。それにしても登場人物のなかで「国際審査部」の担当者が明らかにイヤな奴として描かれていて、苦笑。
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結局、最後まで盛り上がらず、いつものように早く読み終えたいという衝動に駆られるようなことはなかった。
ただし、
①トルコの勉強になる
②大門部長やバリーといった気概のあるバンカーに出会える
③米国支配の実態に触れている
等、読むべき価値は充分にあると思います。
特に、③については、最近の著書の中で触れている点であり、本作の終わらせ方も次回作への伏線なのかと思わされます。
次回作に期待です。 -
上巻での失望を下巻で巻き返して来るかなーと思いきや、正直がっかりな作品だった。1990年代後半のトルコを舞台にしているけど、ダイナミックさに欠けるし、ソブリン債務を物語の中心にするのならば、ギリシャの方がタイムリーだったでしょう。謳い文句の巨大銀行VS国家というのもどこへいったぞやという感じで、国際金融の仕組みについては勉強になったけど、それ以外の部分では・・・と評価し難い。これまでの作者の著作があんまりに面白かったがために、今回のは残念で仕方がない。
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