- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620107851
作品紹介・あらすじ
ヒーローだけが主役じゃない!恋愛、友情、嫉妬…人生の数だけ物語は紡がれる。補欠も就活生もお母さんも…誰だって人生の主役なんだ!だから人は愛おしい。神宮に響け!リアル青春ストーリー。
感想・レビュー・書評
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東京六大学を題材にした 6つの短篇集。
6篇とも関連性がありながらも
全てが 大学野球の選手を
主人公にしているわけではなく
マネージャーや、女子学生、就活生、母親を
中心とした話になっていて おもしろかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本も図書館の「スポーツにまつわる本」コーナーに置いてあり、気楽に読めそうと思い借りた本。
読み終えてから「店長がバカすぎて」の作者と知りました。
この本は6大学野球にまつわる6つの連作短編集で、各大学の関係者が1話ずつ主人公。マネージャーや母親が主人公の話もあり、色んな角度から六大学野球を見れて、他にはない感じでした。
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東京六大学野球をからめた連作短編集。
高卒からプロという王道とは違った世界が新鮮。
マネージャーやトレーナーなど、選手以外でたずさわる学生たちも興味深かった。
「赤門のおちこぼれ」「若き日の誇り」が、さわやかなスポーツ小説でよかった。
挫折を知っているからこそのがんばりは、応援したくなる。
全体としては、野球メインでない話も多く、スポーツ小説ではなく青春小説という感じ。 -
六大学野球部を絡めたお話、6作からなる短編集。東京の人が読むとあるあるって感じでおもしろいのかな。大阪住みで更に大学受験しなかった私には大学の違いがよく分からない…!明治大学の就活生がえらく卑屈になってたけど、明治大学って私からすると頭のいい大学というイメージしかない。だから早稲田とライバルで劣等感があって、となってもいまいちピンと来ず…。
さぁこの後どうなる!?というところで各話終わるけど、次ページの新聞で結果を知れるというのもおもしろい演出。
お話としては『赤門のおちこぼれ』と『若き日の誇り』がおもしろかった!大学生ともなると、マネージャーも経理任されたりと本格的なのね!こういう裏方業は社会に出たらかなり役立ちそう。 -
甲子園のスターだった 「銀縁君」こと、星くんを中心に 物語が 進んでいく。中盤、読み飛ばした部分があったけど ラスト、良かったです♪ ちなみに、息子中学生が ただいま 軟式野球部入部しています。
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高校野球部員を題材に描いた「ひゃくはち」の著者が東京六大学野球を題材に描いた作品。
高校で全国制覇し、「銀縁くん」の愛称でスターとなり早稲田に進んだ星を軸に彼と関わった、影響を受けた東大、法政、明治、立教、慶応の人物を描きながら秋のリーグ戦が進んでいく設定。
ただ、各章は試合直前で終わり、試合の描写はされていません。
各章の最後に新聞記事という形で試合結果がわかるという見せ方は面白いなと思った。 -
冒頭の二章(「赤門の落ちこぼれ」,「若き日の誇り」)で“銀縁くん”を中心とした野球小説の渦にぐぐっと引き込まれたけど、その緊張感が続かなかった。野球小説というより野球を中心付近に据えた青春小説にしたかったのかもしれないが、作者の意図と自分が求めてるものが違ったみたい。
ともあれ、大学時代に六大学野球を観戦しておけば良かったという後悔を惹き起こした、事も添えておきます。 -
6大学の裏舞台を垣間見た感じがしました。楽しく読ませてもらいました。
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