- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620107899
感想・レビュー・書評
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「マークスの山」から21年後
「照柿」から20年後
「レディ・ジョーカー」から19年後
「太陽を曳く馬」の翌年
合田雄一郎が悶々とする物語
医療事故と強盗殺人
医者と患者
犯人と刑事
動機と気分
鬱と躁
刑務所の内と外
いろいろな白と黒、+と-、ハイとイイエ、とそれらの中間
「冷血」のオマージュなので高村小説の違う世界を感じることができる
過去作で書かれたことがないほどの設定舞台時代当時の情報量が犯人、被害者、警察官に絡んで文字で現れてくる
(今回は映画のタイトル「パリ、テキサス」と「トーク・トゥ・ハー」まで出てくる)
ノンフィクション風ミステリ小説
事件が解決しても後味もへったくれもない現実世界の描写
次作は是非、ノンフィクションノベルを書いて欲しい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久々の高村薫、もともと文章の濃度が濃くて手強いんだけど、今回は粘度も増して、まったく先に進まない。何年か前の日曜美術館でマークロスコーの具象と抽象について高村さんが語っていたことがあったけど、晴子、で不完全燃焼だったものが、巧く一つに溶け合った
かんじ、のような気がする。
一つ山を超えてやっと上巻終了、残りの厚さ読み切るのはいつになるんだろう? -
全く読み進まない。
日々1ページ進むくらい。
引き込まれたらハードカバー1冊1日で
読んでしまう私ですが。
始めからこの調子じゃいつ読み終わることやら。。。
図書館からの借り物だったので、読み終わらず返却。残念です。 -
立て続けに図書館で予約の本が来てるから、流れで読んだけど…
イマ、タカムラカオルノキブンジャナインダヨネ…
って感じで(^^;
あれ?なんでこれ、予約したんだっけ?
と、前半の犯人目線のところ嫌~な気分で自問し続け、
後半、合田さんが出てきて、「あ!本屋で平積み『合田再び!』」みたいなコピー見て予約したんだった!とようやく納得。
職場の先輩が好きで回し読みしたんだよね。懐かしい。
とにかく、上巻時点では読後感の悪~い印象。
これ、下巻でスキッとするのかしら…。 -
5/30
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貸出予約していた本が一気に三冊も借りられることになって、正直「冷血」上巻は、読めなくてもイイかと諦めていた。予約図書以外にも借りたので、貸出期間中に読み終える自信はなかったから。
もともと高村薫の文章が苦手で、読むはなから集中力がなくなってしまう。
ストーリーはいいのに文章が頭に入ってこない。
これは最近の作品ほど顕著にその傾向があった。多分私の頭の構造が弱いんだと思うが。
でも、「冷血」は、あの「合田雄一郎」ものらしいから、久しぶりにトライしてみた。
結果、「面白い!」続きが読みたい!
で、下巻の貸出メールが来ていることに気づいて大急ぎで読み終え、本日図書館に駆けつけたら、予約確保期間終了のため下巻は借りることが出来なかった!ショック!
事件の発端から犯人逮捕で、上巻が終わったら、下巻は何を描いているのか?気になる。
再予約して帰ってきたけど、あとどれぐらい待つのか、返す返すも残念であった。 -
話がなかなか進まない。下巻に期待
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合田雄一郎シリーズ。重い。凄まじく重い。下巻はどう展開するんだ?
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読みづらい。
高村薫さんなので覚悟はしていたんだけど…
被害者はともかく加害者目線の部分が理解不能でしんどい。
でもこれからの後半楽しみではある。 -
請求記号:913.6/Tak/1
資料ID:50069483
配架場所:図書館1階東館 め・く~る
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