悲嘆の門(下)

著者 :
  • 毎日新聞社
3.40
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感想 : 255
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620108094

感想・レビュー・書評

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  • さすが宮部みゆきは何を読んでもそれなりにおもしろく、読みやすい。

  • 5件の殺人事件は、山科社長の学友・田代慶子それ以外にも多くの犯人たちが孝太郎・都築の推理により判明していき、連続殺人事件の全貌が徐々に明らかになっていく。しかし、犯人2人の行方はどうなる?逮捕されないの!推理小説というよりファンタジーの世界で肩透かしに合ったようなもどかしさが残る!推理小説が読みたかった!小説の最後の孝太郎のその後が今一つ理解できなかった。

  • ファンタジーは、ちょっと読み切れないね
    これが宮部みゆきの世界らしいよ……

  • 16/06/25読了

  • だんだん理解できなくなってきた。しかし、犯罪者たちは憎たらしい。そう感じる程、リアルに描かれていた。終盤はゲームの世界のようだった。喜怒哀楽した作品です。

  • 最初ファンタジーなの?サスペンスものなの?
    と読み進めました
    結果どっちもです
    サイバーポリス的な会社でバイトをしてるコウダッシュ
    連続殺人が発生し、
    先輩が行方不明になったことから物語は一気に動き出します
    廃ビルの屋上にいるガーゴイル?のような姿をしているガラ
    彼女の目的は人の欲望を集めて力を貯めること
    コウダッシュはガラの力を借りるけれど…
    下巻はほぼ一気飲みでした

    英雄の書ともリンクしていて途中でちょっと嬉しい
    英雄の書よりはラストが明るめかな

  • ファンタジー要素がなければもっと良かった。

  • 日本を縦断し、死体を切り取る戦慄の殺人事件発生。
    ネット上の噂を追う大学一年生・孝太郎と、
    退職した刑事・都築の前に、“それ"が姿を現した!
    ミステリーを超え、ファンタジーを超えた、
    宮部みゆきの新世界、開幕。大ベストセラー『英雄の書』に続く待望の新刊!

  • 16/04/29
    上巻から間が空いちゃったけど、下巻も読破。宮部さんの本は「ああ、読んだ~!」っていう満腹感があるんだけど、終盤の悲嘆の門に行くとこからもうだるくなりつつ読みきったというかんじ。異次元な話はわたしには向いてないのだな。

    P174
    「おまえの手に〈罪〉がついている」
    反射的に、都築はたった今まで煙草を持っていた手を見おろした。
    「その手で〈罪〉に触れたのだ。〈罪〉が記した言葉に触れた」

  • コウダッシュが生還して嬉しかった。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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