アンタッチャブル

著者 :
  • 毎日新聞出版
3.29
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本棚登録 : 342
感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620108148

作品紹介・あらすじ

警視庁公安部の「アンタッチャブル」と捜査一課の「落ちこぼれ」コンビが爆破テロの脅威に挑む。数多のトラップの果て、前代未聞の大どんでん返しまで、一気読み必至!通快コメディ・ノワール!!

感想・レビュー・書評

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  • 読んでいたら何が本当で何が嘘なのか分からなくなりました。
    最初は違和感が強くて話に入れ込めなかったです。
    でも途中からは引き込まれてしまいました。
    第二弾があるので今度読んでみるつもりです。

  • 犬の物語が素晴らしくよかった馳星周。
    ちがう面も知りたいと思って読んだんだけど、途中から無意味なセリフの応酬ばかりで、あまり乗れなかった。

  • 「まだまだ暗中模索」
    よく言えば新境地、作品の幅が広がったと言えるのかとしれないが、もはやかつての突き抜けた暗黒文学が書けなくなってもがいているようにしか思えないのは自分だけではあるまい。大沢在昌も鮫シリーズといったハードなものから、アルバイト探偵シリーズのようなソフトなものまで幅広い作風で知られるが、根底には同じものが流れている気がする。しかしながら、別のレビューでも書いたように最近の馳作品には馳星周である必然性が感じられないところが残念でならない(新聞小説だから仕方ないところかもしれないが)。帯にはノワールコメディなんてことが書いてあるが、どこがノワールなんだか。さすがにキャラクターはそれぞれ個性的で続編も出来そうな感じだが(宮澤と椿や千紗のその後を見てみたい自分がいることも確か)、この路線もありとするならば、馳ノワールもしっかり復活させて欲しいもの。

  • 軽ーいタッチで馳星周さんの作品と比べ違和感ありました。

  • とにかく416pまで読んでみてほしい

    何も起きない

    物足りないが、またそれもよし

  • 公安のアンタッチャブル、椿と掲示から移動になった宮沢。
    北朝鮮スパイのスカイツリー爆破計画を未然に防ぐ?

  • とある理由で捜査一課から公安に流され、公安のアンタッチャブルと呼ばれる上司と窓際の仕事に就く羽目になったが、ある人物を追うことで大規模なテロ計画をキャッチして…という話。

    テンポとかはよくすいすい読めるが全体的には不愉快な話。結局は事件は上司の自作自演のでっち上げ。目的は警視総監の首のすげ替えだとか嫌な部長の失脚だとかだが、こんなのに税金が使われてると思うと腹ただしい。
    上司の性格も愛嬌とか全くなくイラッとさせるだけだし、主人公の恋人もムダに淫乱で気色が悪い。

  • 帯にある馳星周版「相棒」というのは言い得て妙かも。この人はなんなんだ? という椿と左遷されてきた部下の宮澤の公安エンタメ。面白いところも沢山ありつつぐいぐいと読み進ませる推力もあり面白く読み終えることができた。オススメできます。

  • 3.0 いくつか想定した結末の中の最もつまらない結末でした。あの馳星周はもう戻って来ないのか?

  • 期待した馳ノワールではなかった

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著者プロフィール

1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒業。出版社勤務を経てフリーライターになる。96年『不夜城』で小説家としてデビュー。翌年に同作品で第18回吉川英治文学新人賞、98年に『鎮魂歌(レクイエム)不夜城2』で第51回日本推理作家協会賞、99年に『漂流街』で第1回大藪春彦賞を受賞。2020年、『少年と犬』で第163回直木賞受賞した。著者多数。

「2022年 『煉獄の使徒 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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