悪魔には悪魔を

著者 :
  • 毎日新聞出版
3.47
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本棚登録 : 287
感想 : 42
  • Amazon.co.jp ・本 (536ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620108520

作品紹介・あらすじ

元傭兵の将は、潜入捜査中に失踪したマトリの双子の兄・良を捜す為、良になりすましベトナム犯罪組織に接近する。
兄弟を襲う真の黒幕、驚愕のミステリー!

感想・レビュー・書評

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  • 麻取の加納良が、潜入捜査中に姿を消した。
    元アメリカ軍人の双子の弟である将が、20年ぶりに帰郷。
    そして兄の良になりすまし、凶悪な密売組織に潜入する。
    いわゆる王道のハードボイルドであるが、肝は双子であるということで、果たしてどこまでなりすましが通用するのか…。
    やはり息つく間もない展開で、一気読み。
    だがいつもより胸のうちからほとばしる熱量が少なかった。

  • 作者の匂いがしっかりする作品だった。双子の兄の代わりに潜入捜査を続ける将が不器用ながら役割を果たす様に男らしさを感じた。終盤やや雑になった感もあるが悪くはなかった。人懐っこいヒデトには死んでほしくなかった。支部長はどこに行った?

    • 松子さん
      ますます『悪魔には』を読むのが楽しみになりました。これからもberaさんの感想楽しみにしています
      ますます『悪魔には』を読むのが楽しみになりました。これからもberaさんの感想楽しみにしています
      2021/10/23
    • bera5227さん
      ありがとうございます♪
      松子さんも初めてだったんですね!
      あまりハードル上げないでくださいね笑
      ありがとうございます♪
      松子さんも初めてだったんですね!
      あまりハードル上げないでくださいね笑
      2021/10/23
    • 松子さん
      笑‼︎
      あがっちゃいましたね^_^
      いつものberaさんでお願いします!
      笑‼︎
      あがっちゃいましたね^_^
      いつものberaさんでお願いします!
      2021/10/23
  • 529ページ。誰が裏切り者なのか、最後までワクワクして読みました。行方不明のマトリの双子の兄の情報を得るため、傭兵の弟が兄になりすまして潜入捜査をするというちょっと有り得ない設定だったけどスピード感もあり、結末も気になりで楽しめました。



  • 初めての大沢在昌さんの小説です。

    沢山の小説を書いてる作家さんなのに
    手にしたのは初めで、最近読む小説も含めて
    いかに自分の読書傾向が偏っているかを
    痛感する日々です。

    全529頁とボリュームはあるのですが、
    話の展開が早く、またテンポが良いので
    1日で読み終えれてしまいました。

    警察の中で組織ごとの対立や、
    警察と犯罪組織の暗い繋がり、
    闇の部分が書かれた小説。

    一人の潜入捜査官の失踪を軸に、
    その兄弟が偽者として組織に送り込まれ
    裏のつながりを暴いていくスピード感に
    溢れたストーリーでした。

    それなりに多い登場人物の誰もが
    個性的なキャラクターでアクが強いので、
    すんなり頭に入りまるでドラマか映画を
    観てる様な臨場感で読み進めれました。

    楽しくて読み応えあり。

  • 久しぶりのハードボイルド。
    面白かったー!
    麻薬組織に潜入捜査中、失踪してしまった
    双子の兄、良のフリをして麻薬取締りの潜入捜査に
    協力する弟の将。

    将は兄のフリをして
    ほぼ何も分からない状況から
    捜査を開始するので

    読み進めながら
    捜査協力を依頼したボスを疑い、
    恋人を疑い、仲間を疑い、双子の兄を疑い、
    大仏を疑い、赤青を疑い、ヤクザを疑い、
    登場人物が出てくる度に、
    犯人かもと疑っている自分に気付いて
    笑ってしまった。

    もっと感想を書きたいのに
    ほぼネタバレに繋がってしまう…。
    感想を分かち合えないのが残念。

    この作品はキャラクターが個性的で
    内容的にも映像が自然と浮かんでくるので
    漫画があれば読んでみたいなぁと思った。
    将さんの無敵に強くて、
    でも優しくて不器用で兄弟思いなところが、
    なんとも愛しかっこいい!

    捜査が難航し、将が皆に対して
    不信感を持った時にメイソンが言った一言。
    『アンダーカバーの宿命だな。誰にも真実を明かせないうちに、誰も信用できなくなる』
    はぁ、かっこいい…。
    大沢ワールド、楽しかったです!

    • bera5227さん
      こんばんは♪
      確かに第1作から数えると20年は経ってますからね。
      佐江と双璧の奴がいますよ!
      眠らない街、新宿に相応しい笑
      こんばんは♪
      確かに第1作から数えると20年は経ってますからね。
      佐江と双璧の奴がいますよ!
      眠らない街、新宿に相応しい笑
      2021/11/11
    • 松子さん
      なんと、佐江さんと!?
      先程YouTubeで映画化されたものを
      チラッと見ましたが、はまる予感しかしません!
      なんと、佐江さんと!?
      先程YouTubeで映画化されたものを
      チラッと見ましたが、はまる予感しかしません!
      2021/11/11
    • bera5227さん
      佐江と鮫は共演はしてないけど冬の狩人で匂わされてたと思います。
      映画化は知りませんでした⁉︎いつか観なくては。
      テレビでは舘ひろし主演のやつ...
      佐江と鮫は共演はしてないけど冬の狩人で匂わされてたと思います。
      映画化は知りませんでした⁉︎いつか観なくては。
      テレビでは舘ひろし主演のやつ観ましたけどハマってましたね。
      2021/11/11
  • 久しぶりの大沢在昌作品でした。
    ハラハラしながら、誰を信じればいいの?
    大丈夫なの?と思いながら読みました。

  • 読み応えとスリルと謎解きのバランスが良くて楽しく読めた。黒幕との対決が短過ぎるのと、肝心のスパイがストーリーに無関係人物なのが拍子抜け。続編がありそうな雰囲気で期待が持てる。

  • よくある双子モノ。
    内容的には⭐️⭐️⭐️
    わかりやすく読みやすい点で⭐️
    the大沢在昌なハードボイルド満載
    潜入調査なのに自分の身元と調査内容をバンバン周りに話すんだなと
    読んでいて可笑しくなったけど、(読者へのまとめ確認要素はあるけれど)
    絵に描いたようなあるある主人公。
    映像化されれば主演俳優に「あゝ〜納得っ!」てなると思うwww

  • 微妙なところあるけど、日本のバードボイルドでは超一流。是非、映像化してほしい

  • 長編だけれどテンポ良く話が進むので案外読みやすい。
    スパイものらしいハラハラ感も楽しめる。
    追っている組織の正体が分かり始めたあたりからは怒濤の展開だった。
    アメリカ帰りの主人公が、戦闘能力が高くややぶっきらぼうでありながら実は仲間想いで優しいというありがちな設定なのも作品に合っていて良かった。


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著者プロフィール

1956年愛知県生まれ。慶應義塾大学中退。79年『感傷の街角』で第1回小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年『新宿鮫』で第12回吉川英治文学新人賞および第44回日本推理作家協会賞、94年『無間人形』で第110回直木賞、2004年『パンドラ・アイランド』で第17回柴田錬三郎賞、10年第14回日本ミステリー文学大賞、14年『海と月の迷路』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

「2021年 『爆身』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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